秋田東北商事株式会社

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2025年02月の記事一覧
2025.02.03 | 社長だより

社長だより vol.119

今年の冬、、、積雪が少ないですね。というか、、、ありませんね。しかし朝晩は流石に寒さを感じる事は少なくはありませんし、凍結路面で滑ってしまい“あっ!”と思う事は多々があります。可能な限り時間に余裕をもった予定で行動し、車を運転する際には車間距離を十分に保ち、安全運転には注意して日々お過ごし下さい。

2025年2月3日は『立春(りっしゅん)』です。立春とは『二十四節季(にじゅうしせっき)』の中の1つになります。そして二十四節季とは中国の戦国時代に発明され、四季・気候などの視点で地球上の1年を仕分ける方法だそうです。立春は二十四節季の1番目で春の始まりを指す日だそうですが、まだ寒い冬ですよね。暦ではなく、本当の春が待ち遠しいです!!!
(調べてみると“二十四節季”というものは、中国の中原の気候をもとに名付けられており、日本で体感する気候とは季節感が合わない名称や時期があるそうです。)

突然ですが、皆さんは“好きな”とか“尊敬する”有名人(芸能人、スポーツ選手、作家、評論家など)は居ますか?私には数名いますが、その中の1人『所ジョージさん』のエッセイを今回ご紹介したいと思います。“楽しい人生のつくりかた”というサブタイトルや書かれている内容に「流石だな」と感服しました。以下に抜粋で記します。

【失敗は楽しい】
失敗を修復するのは、とても楽しい作業です。失敗から成功に近づけるわけですから気分が良いし、勉強になる。さらに、自分の修復能力が把握できて、次の失敗にも動じなくなる。
失敗を恐れるあまり、上手にいった1つの成功例にしがみついて、能書きばかり言っている人より、失敗か成功かに重きを置かず、自分の価値観で新しいことにチャレンジし続けることができる人のほうが沢山の喜びを味わうことができるのです。

【途中で意味を考えない】
山に登るということの意味を考えていいのは、登り切った人か、途中であきらめて降りた人だけ。
人生も同じ。
理想と現実が違う。なんて、人生の途中でそういう事を言う人が多いけど、そんなことを考えても、何も起きないのです。なりたいものになるんじゃなくて、なっているものが自分です。
今の自分を楽しむよう暮らしましょう。

【50+50=100】
仕事と子育ての両立は苦労が多くて大変だ、という方は多いと思います。これは、まず両立できません。両立しようとするから、気持ちに無理が生まれてしまうのです。
仕事も子育ても、両方ともほんとうに大変なことです。どちらか片方だけをちゃんとやるのだって苦労するものです。
だから、その両方をちゃんとやろうとするのでは無く、仕事50点、子育て50点、合わせて100点。
一生懸命さは100で、評価は半分ずつ。これで良いのです。

【自分の笑顔】
本当に大切なのは、自分ではなく、周りの笑顔を見て暮らすということ。だって、自分の笑顔なんて自分で見ることができないんですから。
自分という人間は、他人を通じて存在するものなのです。
自分の事ばかり考えている人は、自分の笑顔をずっと鏡で見ているのと同じです。
そんな事していると、気が付くと周りに誰もいなくなってしまうでしょう。

今回 “所ジョージさんのエッセイ”を抜粋ではありますが、ご紹介させて頂きました。抜粋の仕方が良くなくて、本来の意味や考え方が伝わりにくいかもしれません。又、感心や共感出来る方もいれば、そうでない方もいると思います。皆さんは何を思い、何を考えましたか。

私は「流石だな」と思った事は冒頭にも記していますが、感服し共感しました。全て“考え方”や“心構え”になると思いますが、楽観的に感じる部分もあれば、哲学的な部分もあり、なかなか真似出来ないとも思いました。しかし、よく考えてみれば大半は“ポジティブシンキング”に通じています。私が日頃から意識している“ポジティブシンキング”です。やっぱり重要なんですね!!!
これからも“所ジョージさん的人生”を目指して、ネガティブよりポジティブ、後ろより前を見て、日々を過ごしていこうと強く思いました。

長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

2025.02.03 | 事務美貌録

第109回投稿 事務美貌録 2月号

今年の年末年始のお休みは9連休というとても長いお休みでしたが、終わってみるとあっという間でした。特に遠出することもなく、心身のリフレッシュ休暇(寝正月)となりました。
冬真っ只中の2月ですが、年々寒さに弱くなり、早く春にならないかなぁと思う今日この頃です。

ホームページの投稿回数も16回目になりました。
毎回投稿する内容(ネタ)に苦戦していますが、今回は最近始めた「御朱印巡り」についてご紹介します。

「御朱印」とは、神社やお寺を参拝した証としていただく、神仏とのご縁の記録です。
もともと、神社仏閣やパワースポット巡りが好きだったため、御朱印巡りも気にはなっていましたが、昨年ついに始めることにしました。
昨年の秋に旅行で訪れた日光東照宮で、初めて御朱印を拝受しました。
参拝を終え授与所へ行くと、私のほかにも御朱印をいただく方がたくさんいて、列ができていました。1か所につき1種類の御朱印だと思っていましたが、日光二社一寺(日光東照宮・輪王寺・二荒山神社)だけでも15種類の御朱印があるようです。

≪栃木県 日光東照宮ほか≫

≪秋田市 三皇熊野神社≫
自宅から一番近くにある神社で、春夏秋冬で異なる御朱印があります。
私がいただいたのは「玄武 冬」になります。

≪秋田県仙北市 御座石神社≫
田沢湖のほとりにある神社です。
金色のたつこ像で有名な、たつこ姫が描かれた御朱印や干支の御朱印など、とても種類が豊富でした。
雪深く、あまり奥まで行くことができなかったので春になったらまた訪れたいと思います。

御朱印巡りを通じて、色々な神社仏閣を知るきっかけになります。また、参拝する時期や季節によっても違う御朱印がいただけますので、またそれも楽しみの一つです。お寺や神社の名前だけの御朱印ももちろんシンプルで良いのですが、その年の干支の御朱印や季節限定のもの、切り絵でつくられたものなど、本当にたくさんの御朱印帳や御朱印があり、改めて御朱印巡りの奥深さを知りました。

今年は巳(蛇)年、宮城県の「金蛇水神社」が賑わっているそうなので、今年中にぜひ訪れてみたいと思っている「な」でした。

2025.02.03 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.55

【気どる】

エコムジャーナル、昨年12月号に【気になるこの頃の“風習?”】として「ら抜き言葉」の定着を「苦虫をかみつぶした」思いで書いた。皆さんはどう感じただろうか。

『文春文庫 巻頭随筆*』を何気なく読んでいたら劇作家の宇野信夫(うののぶお)氏の「ことばについてとりとめなく」にこんな記述があった。『ちょっと頭へ浮かぶセリフを書いてみると、「着かえる」をほとんど全部の俳優が「着がえる」と濁っている。「見られる」を「みれる」、「来られる」を「来れる」と、すべて「ら」は取ってしまっている』とあった。この文庫は1979年の発行であり45年も前の話である。

同文庫に作家の杉森久英(すぎもりひさひで)氏の「ことばのいろいろ」がある。「はばかり」という言葉を聞いたことがあるだろうか。“わかるよ”という方は結構おとしをめされている方であろう。
『このごろはお手洗いと言えばどこでも通用する。一見古語のように見えるが、古語ではあるまい。古語には「手水」(ちょうず)とか「御手洗」(みたらし)はあるが、「おてあらい」はない。これはきっと「トイレット」からきたものであろう。「クラブ」を「俱楽部」と書くと同様、だれか頭のいい人の創意であろう。』 私は最近外では気取ってお手洗い、と言っている。

さらに同文庫に俳優の小林桂樹(こばやしけいじゅ)氏の「俳優は“良い男”?」があった。同氏は素人っぽく、朴訥、いや、何でも気さくに相談できそうな心に残る人だ。
『私の錯覚の美貌が一瞬にしてくずれさったのは、5千人もの応募者の中から選ばれ、撮影所の俳優テストに合格した、その得意絶頂の直後である。時、昭和十六年4月…「君は元気がいいから合格したのだよ、おめでとう‼」と審査員選後評。何がオメデトウだ‼ 俳優の合格が、ただ「元気がよいから」だけなのか‼ 嗚呼なんたることだ‼』

                                  近藤 嘉之

*文春文庫 巻頭随筆(第5版) 株式会社 文藝春秋