秋田東北商事株式会社

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2025年02月の記事一覧
2025.02.28 | 社長だより

社長だより vol.120

気が付いたら、もう3月ですね。今年の冬は何度も耳にした“今シーズン最強寒波”の影響で急に寒くなったり、積雪が多くなったりと寒暖差が激しかったですね。
(まだ冬は終わっていないかもしれません、、、)
まだ朝晩など寒さを感じる事は少なくはありません。寒暖差により体調を崩す事がありますので、体調管理には十分に注意して日々お過ごし下さい。

今回はあるビジネス誌で掲載されていた『話がうまい人が1分前に準備している7つのこと』というコラムをご紹介したいと思います。コラムの冒頭で「伝えたいという強いマインドがあれば、テクニックよりマインドという話も聞きますが、テクニックとマインドは両立が重要です。“話し方の戦略”には、伝える際の前提として“目的の明確化”“聞き手の分析”“話し言葉の意識”の3つの原則を意識する必要があります。それに加えて、伝えたいことを構成する“言葉”と、聞き手にしっかり聞いてもらうための“音声・動作”の2軸の戦略に従うことで、驚くほどあなたの話し方は変わります。」との記載がありました。私自身、人前で話す機会が少なくはありませんが、決して上手ではないと思います。又、皆さんの中にも人前で話すことが苦手な方もいると思います。自分自身への戒めと皆さんの参考になればとの思いで『話がうまい人が1分前に準備している7つのこと』を以下に記します。

【準備① 目的】
〇 「相手にどう思われたいか」を意識する。   × とりあえず思いつくまま話す。
【準備② 分析】
〇 聞き手に合わせて言葉を選ぶ。   × 賢く思われるように難しい言葉を使う。
【準備③ 簡潔化】
〇 「です」「ます」で一分を短くする。   × 「~で、」とズルズル話をつなぐ。
【準備④ 順番】
〇 与えたい印象を決めて構成をつくる。   × なんでもかんでも結論から入る。
【準備⑤ 共感】
〇 「自分の強み」は「感謝」を添えて伝える。   × 実績を最大限に強調する。
【準備⑥ ファクト(実際にあったこと、事実)】
〇 納得感を高める数字を厳選する。   × 感覚的な表現で伝える。
【準備⑦ 沈黙】
〇 句点は2秒、読点は1秒以下にする。   × 勢いよく一気に話す。

今回ご紹介した“7つの準備”について、皆さんはどのように思い、考えましたか。私は、自分で意識(準備)していることが、、、恥ずかしながら3つしかありませんでした。又「準備④順番」については、意識して結論から話していた自分が「なんでもかんでも結論から入る」という良くないことだと気付かされました。(本当にお恥ずかしい限りです。)

それから特に考えさせられた「準備⑦沈黙」については説明文を以下に抜粋で記します。

(以下抜粋になります)
話し下手な人は、矢継ぎ早にどんどん言葉をつなげてしまいます。沈黙を恐れているからでしょう。話し上手な人は、早口でよどみなく語るイメージがあるかもしれませんが、本当の意味で話し上手な人には、「間(ま)」を巧みに利用している人が多いのです。上手に間がとれるようになると、話のまとまりが明確になり、聞き手は「そこまでの話の内容」を理解しやすくなります。また、間のあとにどんな話が展開されるか、期待感も高まります。「間を制するものが、話し方を制する」と言っても過言ではありません。ポイントは「句点の間」と「読点の間」に差をつけることです。句点は2秒、読点は1秒以下を目安にするといいでしょう。句点と読点以外の場所では、できるだけ間を空けないようにしてください。文章が長く感じてわかりにくい印象を与えてしまいます。
句点と読点以外で間を意識して欲しいのは、「問いかけ」と「接続詞」です。問いかけのあとには2秒以上の間をとることをおすすめします。それによって聞き手に考える時間が生まれ、問いかけを自分ごとのように感じてもらえます。接続詞の前後でも、間を効果的に利用するといいでしょう。逆説の接続詞である「でも」までは比較的早く話し、2秒以上の間を空けてから「結論」と続けます。注目してほしい場所、話が転換する場所で間を効果的に使えると聞き手の心に響く話し方ができるようになります。

(例文~間のとり方)
こんにちは、(0.8秒)秋田東北商事の工藤です。(2秒)
最近の業務で、(0.8秒)パソコンの処理速度が遅いという悩みはありませんか?(3秒)
今日は、(0.8秒)それを解決しにきました。(2秒)

抜粋の仕方が良くなく、長々となってしまい、本来の意味や考え方が伝わりにくいかもしれませんが、「沈黙」という名の「間」について、皆さんはどのように思い、考えましたか。私は「沈黙」が苦手で、何か話をし続けなくてはと考えてしまうタイプです。更には話をしたい事、伝えたい事を一方的に、しかも早口で話してしまう事が往々にしてあります。恥ずかしながら典型的な話し下手という事になります。しかし、今回のコラムを読んで知る事が出来た訳ですから、今後は意識して“話し上手”な人を目指していきます。「沈黙」ではなく、、、「間」です。
「間を制するものが、話し方を制する」ですね!!!

長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

2025.02.28 | 事務美貌録

第110回投稿 事務美貌録 3月号

竿燈まつりが大好きな「さ」は新しいアイテムを入手しました。

その名を
ペンライトデコ提灯。
早速新アイテムを持って応援へ。

秋田ノーザンハピネッツは設立16年になるプロバスケットボールのチームです。
2026年から始まるBリーグへの参入も決定し、現在の成績は東地区の第4位。(2/9現在)
そして昨年より竿燈まつりに参加中です。

観戦した日はホームでのvs茨木ロボッツ戦でした。
選手入場の際はペンライトでのお出迎え。相手チームの入場の際は相手チームカラーの青、ハピネッツの選手入場の際はピンク色にします。さながらライブ会場にいるような気分です。

今まであまり観戦する機会がなかったバスケットボールですが、会場で観戦し楽しかったのでまた応援にいきたいと思います。

そして先月の御朱印の話題に便乗し私が拝受した御朱印を紹介します。
長野県の善光寺で頂いた新春干支御朱印です。福の象徴である「白蛇」の姿を切り絵にした御朱印です。切り絵の御朱印は初めてなので御朱印帳にうまく貼れるかドキドキしています。

2025.02.28 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.56

北上担当のKです。ご無沙汰をしております。まったくの趣味の文章ではありますが、今回もよろしくお願いいたします。
今回はモダンジャズの帝王と呼ばれることの多いマイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」を中心に語らせていただきます。よろしければではありますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

マイルス・デイビス、ニューオリンズで幼少期から少年期を過ごす過程において、ジャズは既に生活の一部であった。両親の理解もありニューヨークに生活の拠点を移しジュリアード音楽院に入学。最先端の音楽理論を学ぶも、当時知己を得ていたチャーリー・パーカーから学ぶことのほうがより多いとの理由でジュリアードを2年で中退。その後フルバンドやパーカー、ディジー・ガレスビーのサイドマンとしてビバップスタイルを学び、1950年代前後からリーダーとしての活動を開始。ビバップスタイルから「クールの誕生」をレコーディング以降そのスタイルは「クールジャズ」と巷では呼ばれ、そのスタイルもモダンジャズ、ハードバップ、モード、黄金クインテット(スーパービバップ・ロスト・クインテット時期などいろいろな呼称がある)など、その演奏スタイルの変遷はめまぐるしいものがあります。
「カインド・オブ・ブルー」はモード奏法時代の、彼自身にとっての完成形ともいうべき作品でして、マイルスの作品群の中でも最も一般の人気が高い作品です。重ねて言えばジャズというジャンルにおいて現在に至るまで最も高いセールスを記録し続けている作品でもあります。
このアルバム作成にあたりマイルスは以前バンドから離脱したピアニスト、ビル・エバンスを特別に招集する。そのことに関してのマイルスの自伝からの引用です。   “「カインド・オブ・ブルー」では、ビルにマイナーなモードを弾かせた。奴は、何か新しいことを始めても、それを最後まで成し遂げ、その上さらに進んだものを付け加えるタイプのピアニストだった。潜在的にわかっていることではあったが、それが全員の演奏に、効果的な、ちょっとした緊張感を生み出していた。”
マイルスはビル・エバンスが持っていたラベルやラフマニノフなどのクラシカルなスキルを触媒としてアルバム全体をイメージの投影を一貫させることにより、これまでの個人スキルに特化したジャズという音楽から一線を画した、より自然発生的なサウンドを組み立てたのではないかと考えるのです。この「カインド・オブ・ブルー」からは他からの模倣の対象になりえない、その音楽は奏でられる空間を静謐なイメージに染め上げ、それはアルバムの中で自由を許されているマイルスを初めとする全プレーヤーのアドリブまでも包括される。これはとんでもないことであり、このアルバムが最も多くの人からの支持を得ている所以ではなかろうかと私は考えます。

最後にですが、マイルスが完成した「カインド・オブ・ブルー」について語ることを一部引用させていただきます。
“実際ビューティフルだった。だが結果的には失敗だった。<中略>あのレコードは誰もが大傑作と信じていたから、俺が担ごうとしているとでも思ったんだろう。俺だって「カインド・オブ・ブルー」が好きなことは好きだ。だが特にオール・ブルースとソー・ホワット(曲名)で俺がやろうとしたことは、完全な失敗だった。”
この感覚が黄金クインテットにつながっていくのかと考えると、素人ラッパ吹きとしましては脱帽するしかないです。
以上、北上のKでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考文献:ウィキペディア「カインド・オブ・ブルー」
     マイルス・デイヴィス自伝

2025.02.03 | 社長だより

社長だより vol.119

今年の冬、、、積雪が少ないですね。というか、、、ありませんね。しかし朝晩は流石に寒さを感じる事は少なくはありませんし、凍結路面で滑ってしまい“あっ!”と思う事は多々があります。可能な限り時間に余裕をもった予定で行動し、車を運転する際には車間距離を十分に保ち、安全運転には注意して日々お過ごし下さい。

2025年2月3日は『立春(りっしゅん)』です。立春とは『二十四節季(にじゅうしせっき)』の中の1つになります。そして二十四節季とは中国の戦国時代に発明され、四季・気候などの視点で地球上の1年を仕分ける方法だそうです。立春は二十四節季の1番目で春の始まりを指す日だそうですが、まだ寒い冬ですよね。暦ではなく、本当の春が待ち遠しいです!!!
(調べてみると“二十四節季”というものは、中国の中原の気候をもとに名付けられており、日本で体感する気候とは季節感が合わない名称や時期があるそうです。)

突然ですが、皆さんは“好きな”とか“尊敬する”有名人(芸能人、スポーツ選手、作家、評論家など)は居ますか?私には数名いますが、その中の1人『所ジョージさん』のエッセイを今回ご紹介したいと思います。“楽しい人生のつくりかた”というサブタイトルや書かれている内容に「流石だな」と感服しました。以下に抜粋で記します。

【失敗は楽しい】
失敗を修復するのは、とても楽しい作業です。失敗から成功に近づけるわけですから気分が良いし、勉強になる。さらに、自分の修復能力が把握できて、次の失敗にも動じなくなる。
失敗を恐れるあまり、上手にいった1つの成功例にしがみついて、能書きばかり言っている人より、失敗か成功かに重きを置かず、自分の価値観で新しいことにチャレンジし続けることができる人のほうが沢山の喜びを味わうことができるのです。

【途中で意味を考えない】
山に登るということの意味を考えていいのは、登り切った人か、途中であきらめて降りた人だけ。
人生も同じ。
理想と現実が違う。なんて、人生の途中でそういう事を言う人が多いけど、そんなことを考えても、何も起きないのです。なりたいものになるんじゃなくて、なっているものが自分です。
今の自分を楽しむよう暮らしましょう。

【50+50=100】
仕事と子育ての両立は苦労が多くて大変だ、という方は多いと思います。これは、まず両立できません。両立しようとするから、気持ちに無理が生まれてしまうのです。
仕事も子育ても、両方ともほんとうに大変なことです。どちらか片方だけをちゃんとやるのだって苦労するものです。
だから、その両方をちゃんとやろうとするのでは無く、仕事50点、子育て50点、合わせて100点。
一生懸命さは100で、評価は半分ずつ。これで良いのです。

【自分の笑顔】
本当に大切なのは、自分ではなく、周りの笑顔を見て暮らすということ。だって、自分の笑顔なんて自分で見ることができないんですから。
自分という人間は、他人を通じて存在するものなのです。
自分の事ばかり考えている人は、自分の笑顔をずっと鏡で見ているのと同じです。
そんな事していると、気が付くと周りに誰もいなくなってしまうでしょう。

今回 “所ジョージさんのエッセイ”を抜粋ではありますが、ご紹介させて頂きました。抜粋の仕方が良くなくて、本来の意味や考え方が伝わりにくいかもしれません。又、感心や共感出来る方もいれば、そうでない方もいると思います。皆さんは何を思い、何を考えましたか。

私は「流石だな」と思った事は冒頭にも記していますが、感服し共感しました。全て“考え方”や“心構え”になると思いますが、楽観的に感じる部分もあれば、哲学的な部分もあり、なかなか真似出来ないとも思いました。しかし、よく考えてみれば大半は“ポジティブシンキング”に通じています。私が日頃から意識している“ポジティブシンキング”です。やっぱり重要なんですね!!!
これからも“所ジョージさん的人生”を目指して、ネガティブよりポジティブ、後ろより前を見て、日々を過ごしていこうと強く思いました。

長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

2025.02.03 | 事務美貌録

第109回投稿 事務美貌録 2月号

今年の年末年始のお休みは9連休というとても長いお休みでしたが、終わってみるとあっという間でした。特に遠出することもなく、心身のリフレッシュ休暇(寝正月)となりました。
冬真っ只中の2月ですが、年々寒さに弱くなり、早く春にならないかなぁと思う今日この頃です。

ホームページの投稿回数も16回目になりました。
毎回投稿する内容(ネタ)に苦戦していますが、今回は最近始めた「御朱印巡り」についてご紹介します。

「御朱印」とは、神社やお寺を参拝した証としていただく、神仏とのご縁の記録です。
もともと、神社仏閣やパワースポット巡りが好きだったため、御朱印巡りも気にはなっていましたが、昨年ついに始めることにしました。
昨年の秋に旅行で訪れた日光東照宮で、初めて御朱印を拝受しました。
参拝を終え授与所へ行くと、私のほかにも御朱印をいただく方がたくさんいて、列ができていました。1か所につき1種類の御朱印だと思っていましたが、日光二社一寺(日光東照宮・輪王寺・二荒山神社)だけでも15種類の御朱印があるようです。

≪栃木県 日光東照宮ほか≫

≪秋田市 三皇熊野神社≫
自宅から一番近くにある神社で、春夏秋冬で異なる御朱印があります。
私がいただいたのは「玄武 冬」になります。

≪秋田県仙北市 御座石神社≫
田沢湖のほとりにある神社です。
金色のたつこ像で有名な、たつこ姫が描かれた御朱印や干支の御朱印など、とても種類が豊富でした。
雪深く、あまり奥まで行くことができなかったので春になったらまた訪れたいと思います。

御朱印巡りを通じて、色々な神社仏閣を知るきっかけになります。また、参拝する時期や季節によっても違う御朱印がいただけますので、またそれも楽しみの一つです。お寺や神社の名前だけの御朱印ももちろんシンプルで良いのですが、その年の干支の御朱印や季節限定のもの、切り絵でつくられたものなど、本当にたくさんの御朱印帳や御朱印があり、改めて御朱印巡りの奥深さを知りました。

今年は巳(蛇)年、宮城県の「金蛇水神社」が賑わっているそうなので、今年中にぜひ訪れてみたいと思っている「な」でした。

2025.02.03 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.55

【気どる】

エコムジャーナル、昨年12月号に【気になるこの頃の“風習?”】として「ら抜き言葉」の定着を「苦虫をかみつぶした」思いで書いた。皆さんはどう感じただろうか。

『文春文庫 巻頭随筆*』を何気なく読んでいたら劇作家の宇野信夫(うののぶお)氏の「ことばについてとりとめなく」にこんな記述があった。『ちょっと頭へ浮かぶセリフを書いてみると、「着かえる」をほとんど全部の俳優が「着がえる」と濁っている。「見られる」を「みれる」、「来られる」を「来れる」と、すべて「ら」は取ってしまっている』とあった。この文庫は1979年の発行であり45年も前の話である。

同文庫に作家の杉森久英(すぎもりひさひで)氏の「ことばのいろいろ」がある。「はばかり」という言葉を聞いたことがあるだろうか。“わかるよ”という方は結構おとしをめされている方であろう。
『このごろはお手洗いと言えばどこでも通用する。一見古語のように見えるが、古語ではあるまい。古語には「手水」(ちょうず)とか「御手洗」(みたらし)はあるが、「おてあらい」はない。これはきっと「トイレット」からきたものであろう。「クラブ」を「俱楽部」と書くと同様、だれか頭のいい人の創意であろう。』 私は最近外では気取ってお手洗い、と言っている。

さらに同文庫に俳優の小林桂樹(こばやしけいじゅ)氏の「俳優は“良い男”?」があった。同氏は素人っぽく、朴訥、いや、何でも気さくに相談できそうな心に残る人だ。
『私の錯覚の美貌が一瞬にしてくずれさったのは、5千人もの応募者の中から選ばれ、撮影所の俳優テストに合格した、その得意絶頂の直後である。時、昭和十六年4月…「君は元気がいいから合格したのだよ、おめでとう‼」と審査員選後評。何がオメデトウだ‼ 俳優の合格が、ただ「元気がよいから」だけなのか‼ 嗚呼なんたることだ‼』

                                  近藤 嘉之

*文春文庫 巻頭随筆(第5版) 株式会社 文藝春秋