秋田東北商事株式会社

NEWSお知らせ

2013年09月の記事一覧
2013.09.24 | エコムジャーナル

青森だより vol.5

 青森県内もゲリラ豪雨や台風18号で被害が出ました。被害を受けた皆様、お見舞い申し上げます。大雨に強いインフラ整備を早く進めて、安心して暮らせる環境を作って欲しいですね。

 9月には青森県の太平洋側の十和田市周辺では秋祭りが行われます。既に終わったところ、これからのところもあります。興味のある方は足を運んで盛り上げていただければうれしいです。
 以前は八戸市の三社大祭の山車を借りてきておりましたが、最近は市町村ごとにオリジナリティあふれる山車を製作するようになりました。お囃子も似ているようでどこか違うという感じで、市町村ごとに趣があります。しかし、どこも同じなのは少子化で山車を引く子供が減り、昔のような賑わいが少なくなり、さびしい限りです。

 秋と言えば、やはり食欲の秋となりますが、今年は猛暑の影響がいたるところに出ており、海水温度が高く、秋刀魚の水揚げも少ないと報道されております。早く秋刀魚や鰯のおいしい刺身が食べたいものです。
 しかし、青森県は海産物だけでなく、おいしい野菜、果物、肉があります。例えば、ニンニク、りんご、ぶどう、長いも、牛蒡、倉石牛に短角牛、県南のブランド豚、西海岸のブランド豚もあります。そして鶏肉、シャモロックなど各地でおいしい食材が作られております。そんな中で、私がお勧めなのが馬肉です。
 馬肉はコレステロールがほとんどない美容食で、生でも、焼いても、鍋でもおいしく食べることが出来ます。私が特にお勧めするのは義経鍋(よしつねなべ)という焼肉です。五戸町近辺で食べられておりますが、近隣の人でも知らない人がいるような料理です。由来はいくつかあり、一説では源義経が兜を逆さにし、縁で肉を焼き、真ん中で野菜などを煮て食べたとか。
 私は、肉の片面を焦げるくらいまで焼き、反対側を軽く鉄板に当てて食べるのが好きです。片面が香ばしくサクサクした食感で、反対側はジューシーで、なんとも言えない美味しい体験ができます。皆様も是非食べてみてくださいね。(青森市内でも食べることができますよ!)
義経鍋

どちらの写真も五戸町のお店での写真です。(T.H)

H25.9月

2013.09.24 | 社長だより

社長だより vol.5

【花筐(はながたみ)】  

花筐

 この「花筐」という詩集を知ったのは、1964年(昭和39年)の水温む頃、私が高校卒業まぢかではなかっただろうか。朝日新聞に日付はわからないが、三好達治の葬儀で河上徹太郎が「花筐」の『願はくば』の詩を引用して面影を語ったとの内容が掲載された。何か引っかかりがあり、その切り抜きが今も手元にある。
 新聞に載った「花筐」が読めなく、それ以来調べることもせず『願はくば』の詩集でとおしてきた。最近はネットでもたやすくわかるのだが、そのままにしてきた。それが4年前の12月、書類カバンを探してぶらりと入った仙台駅前の雑居ビル。4階の催事場の古書店で偶然見つかった。そして、「花筐」は「はながたみ」と読むことも確認できた。

 整然とは言えない陳列で、安い初版本にも心が動く。『今日は「願はくば」の本だ』、と言い聞かせ探していったが、“やはりない、ほっとした”。いつもの通り巡り合う喜びを持ち越し、安堵の気持ちになった。しかし、心残りもあり、手だけが段ボールの底に動いていた。A4ぐらいの本の下に文庫本のようなものがある。まさか!それが「花筐」との出会いだった。

  帰りの汽車の中で、「願はくば」を探した。ない!ない!えっ!まさか?
ほどなく、居場所が分かった。どうゆうわけか、目次が一番最後。その前にあった。初版が昭和19年、発行所が北海道、ページを繰るとぼろぼろになりそうなわら半紙に、あの
   『願はくばわがおくつきに 植ゑたまへ梨の木幾株
     春はその白き花さき 秋はその甘き實みのる
    下かげに眠れる人の あはれなる命はとふな・・・』とある。
 今年で「花筐」の名前をみてから50年。
先月長年の友人の葬儀があった。弔辞で『願はくば』を引用しようとした。しかし、願はくばの後半にある『・・梨の木に馬をつないで憩えるのだろうか・・』、と自問した。気持ちの整理もつかず、言えなかった。

H25.9月

2013.09.02 | エコムジャーナル

青森だより vol.4

 梅雨明け前はヤマセの影響で太平洋側は寒く、例えば弘前市が28℃、青森市が26℃の時
八戸市は24℃℃という感じでした。しかし、ねぶた祭りの初日の8月2日に梅雨明けとなり、全県で30℃を超す真夏日が多くなりました。
 ねぶた期間中は天候に恵まれ、土日も重なり人出が多かったです。私が応援しているねぶた師の竹浪比呂央先生の3作品(菱友会、JR、マルハニチロ)のうち、菱友会が商工会議所会頭賞と囃子賞、JRが市長賞と優秀製作者賞を受賞し、最終日の海上運航に出陣しました。
 その他の受賞状況です。ねぶた大賞:日立連合ねぶた委員会、知事賞:サンロード青森、観光コンベンション協会会長賞:ヤマト運輸ねぶた実行委員会、運行・跳人賞:サンロード青森、最優秀作品賞:北村蓮明先生(日立連合ねぶた委員会)、もう一人の優秀作品賞:北村隆先生(ヤマト運輸ねぶた実行委員会)。おめでとうございました。
  詳しくは、下記サイトをご覧ください。
   竹浪比呂央研究所:http://www.geocities.jp/hiroonebutaken/hiroo.html
   青森ねぶたオフィシャルサイト:http://www.nebuta.or.jp/
スマホで撮影した写真です。きれいな画像はオフィシャルサイトで!
 ねぶた

 お盆が過ぎたら朝夕涼しくなり、過ごしやすくなりました。たまに寒いくらいですが・・・
また、全国でゲリラ豪雨の被害もでており、被害に遭われた皆様もいらっしゃると思います。お見舞い申し上げます。
 下の写真は6月に撮った田舎館村の田んぼアートです。会場が二つあり、これは役場からの風景です。多分、今は稲も生長しよりきれいなコントラストなのでは・・・。(T.H)
田んぼアート青森県観光情報サイト:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000739.html

H25.8月