秋田東北商事株式会社

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2021年07月の記事一覧
2021.07.01 | 社長だより

社長だより vol.77

 日々暑さが増しており、“夏”を感じる事が多くなってきました。昨年から続くコロナ禍でのマスク生活は自身が気付かないうちに熱中症に陥る事があるそうです。まだまだマスク着用の生活は続きそうですから、水分補給や適度な休憩を心掛けて日々を過ごしていきましょう。

 先月、高校生(令和4年3月卒業見込み)に対しての求人票の受付がスタートした事を記載していましたが、本日7月1日からは求人票(情報)が公開されます。当社でも今年は2名の求人を行ないます。本ホームページでも当社の求人情報を本日より公開しています。是非とも高校生の皆さんが当社に興味を抱いて就職を希望し、来年の4月に新しい仲間として加わって頂ける事を切に願っています。(一度、職場見学に来て頂ければ嬉しいです)
 
 会社PR活動の一環で秋田商工会議所様とハローワーク秋田様主催の「企業と生徒・進路担当教諭等との情報交換会」へ6月22日に私と総務部員の2名で参加してきました。当社としては初めての参加となりましたが、総勢47企業の個別ブースが設置され、企業説明や質疑応答を午前午後の2部構成で約20分×8回行なうといった内容でした。県内の11高校より総勢200名以上の生徒達が参加され、真剣な眼差しと態度で企業説明や質疑応答が繰り返されて、あっという間の時間でした。私が高校生だった頃には今回のような企画はなかったと思います。(30年弱前になりますし、そもそも興味があったかも定かではありません)


 当日は沢山の質問を高校生の皆さんから頂き、理解を得るまで説明をさせて頂きました。その中で「やりがいは何ですか?」との質問に深く考えさせられました。私は「普段生活していて当たり前にあるもの、例えば蛇口をひねると水が出る事に対して当社が一役を担っている、大袈裟に言えば当社の活動があるから蛇口をひねると水が出るという事がやりがいです。水道だけじゃなく普段の生活の中で当社が関わっている部分は沢山あり、社会を支えている事がやりがいだと思っています。」と答えました。(ニュアンスはこのような感じですが、一字一句は違うと思います)
 先月の社長便りにも記載しましたが、現在当社では「社員の“やりがい”“働きがい”向上へ向けた取り組み」を行なっています。具体的には「新しい事・やりたい事へチャレンジしやすい環境整備」「プロセスを重視し公正で公平な評価」「年功序列を廃止した処遇」などになります。前項で私が高校生の質問に答えた“やりがい”と現在当社が“やりがいの向上”に向けて取り組んでいる事にズレがある事が分かります。私が高校生に答えた内容に嘘や間違いもありませんし、現在当社で行なっている取組みが決して悪い訳でもありません。私が質問に対して答えた内容は社会に対して会社や業務の存在意義的な部分での“やりがい”、当社で行なっている取組みは社員一人ひとりが業務を遂行していく上での“やりがい”になるのかもしれません。改めて考えてみると“やりがい”とは、物事に対する充足感や手ごたえ、達成感や行なった事に対しての成果・評価・感謝などと様々あると思います。又“やりがい”とは業務内容や年齢、職責や立場などで違うものだとも思います。人生の大半を占める(費やす)事になる仕事で、真の意味で“やりがい”を感じられる楽しい会社組織を目指していかなくてはいけないと今回のある高校生からの質問で考えさせられました。

 最後になりますが今月も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。「緊急事態宣言」は沖縄県以外解除されました。又「まん延防止等重点措置」は埼玉県、千葉県、神奈川県、北海道、東京都、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県が対象となっています。いずれの対策も期間を7月11日までとしていますが、感染確認が増加傾向に転じており、予断の許せない状況が続いています。
 秋田県内でも複数のクラスターが発生し感染拡大が急速に進み、連日に渡って感染者の確認がありました。6月30日時点で累計感染者数が875名となり、現在は入院者数17名(うち重症者1名)、宿泊療養者70名、入院等調整中12名といった状況です。今一度、気を引き締めて感染防止対策を確実に行ないましょう。又、絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。決して感染された方が悪い訳ではなく、憎むべきは“ウイルス”であり、例外なく誰にでも感染する可能性はあります。

 そして毎回記載していますが、ご自身の家族や生活があるにも関わらず1年以上も未知のウイルス「新型コロナウイルス」と使命感を持って向かい合い、戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、心より敬服致します。徐々にワクチン接種は進んでいますが、くれぐれもご自愛下さい。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年7月

2021.07.01 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.13

 ドラゴン―――不思議なボールを集めないと目にすることができないと思っていました。長いようで短い4ヵ月、4度目の投稿となります秋田担当Aです。

 秋田と岩手の県境にそびえる日本百名山のひとつ八幡平。雪の回廊と言われるアスピーテラインでご存知な方も多いと思いますが、近年ある自然現象が賑わいを呼んでいます。
 山頂付近にある鏡沼―――冬の間に降り積もった雪が、春になると周辺部と中心部が雪解けすることで沼がドーナツ状になります。そこに陽の光・空の色など自然条件が重なった時、鏡沼が龍の瞳のように見えることから「ドラゴンアイ」と呼ばれており、毎年5月下旬から6月上旬の限られた時期に見ることができる神秘的な光景です。中心部の雪解けが進み「開眼」の知らせを聞いた某年6月上旬、いざ八幡平へ―――

 午前中に近くにある秋田焼山の登山を終え、昼前に八幡平山頂レストハウス駐車場に到着。十和田八幡平国立公園内に位置する山を1日で続けざまに登るダブルヘッダー登山ですが、八幡平は山頂レストハウス駐車場から約30分のハイキング感覚で登頂できます。
そしてお目当ての鏡沼は登山口から10分ほど歩いたところにあります。ようやくお目にかかることができたドラゴンアイ。しかし、この年は淵の雪がせり上がり、ひび割れもあって例年とは違った瞳を見ることができました。

 どうやら5月中旬の大雨の影響を受けて水位が上昇して水面が雪を押し上げ、開眼前に形が崩れてしまったようです。自然の造形物であるドラゴンアイ。その年の積雪量や気温変化など、気象条件によってその姿が変わります。

 画像2枚目は別の年のドラゴンアイです。※秋田県公式サイトより

 2座目の登頂を達成した安堵感から、山頂で腹ごしらえ。晴れの日は山頂展望台から岩手山・鳥海山・月山まで一望できるそうですが、この日は南東の岩手山のみ見ることができました。山頂で自然の景観を楽しみながらドリップして飲むコーヒーは、登山の疲れを癒してくれます。

 さて、エコムジャーナルは今回の投稿より2年目に突入しました。現状は少数精鋭の持ち回りで担当しておりますが、それぞれの個性あり、特別号もあり、これからも読み応えある投稿の継続に努めて参ります。ますますのご愛読、よろしくお願いいたします。

2021.07.01 | 事務美貌録

第66回投稿 事務美貌録 7月号

 私には1度見てみたい憧れのマンホール蓋があります。そのマンホール蓋には「ひがしゆりまち」「のうしゅうはい」と書かれています。周囲には「黄桜」が並んでおり、真ん中には空を飛んでいるかのような可愛らしい牛がデザインされているものです。牛の名前は「モウ太くん」。旧東由利町のイメージキャラクターです。モウ太くんの額には「黄桜」、尻尾にはイチョウの葉がついています。
 旧東由利町で農集排の地区となると随分と狭い範囲に絞られるのですが、なかなか東由利へ出かけることがなく、未だに幻の1枚となっております。ところが、その幻の1枚を撮って送ってくださった方がおりました。

 嬉しい!!可愛い!!そして悔しい!!!私が先に見つけたかった…というのが正直な感想ですが、本当に実在しているのですね。興奮してしまいます。
 このマンホールがある旧東由利町は、今は由利本荘市となっており、2005年に東由利町の他に本荘市と由利郡の矢島町・岩城町・由利町・西目町・鳥海町・大内町が合併して発足された秋田市に隣接する大きな市です。

 これは全部由利本荘市にあるマンホールです。それぞれどこのものでしょうか。(写真提供者様ありがとうございます!)旧市町村毎のマンホール蓋があるので、探して歩くのもマンホール蓋好きの醍醐味です。
 最後にご紹介するのは、由利本荘市にいらっしゃる高さ9mもある金色の「赤田の大仏」様。奈良県の長谷寺、神奈川県鎌倉の長谷寺と並び日本三大長谷観音の一つと呼ばれております。大仏殿の扉を開けると迫力ある大仏様が現れます。おおらかな優しい表情が印象的でした。


 
 大仏様、早くコロナが終息しますように。
       赤田の大仏様がいる長谷寺近くの農集排のマンホールを添えて。


 マンホール好きな「な」でした。