秋田東北商事株式会社

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2024年02月の記事一覧
2024.02.01 | 社長だより

社長だより vol.107

今年の冬は積雪が少ないですね。というか、ありませんね。しかし日によって、あるいは朝晩は流石に寒さを感じる事は少なくはありません。また積雪が少ないので車の運転も気を遣う事がなく、予期せぬ凍結路面で滑ってしまい“あっ!”と息を飲む瞬間があります。皆さんも時間に余裕をもって行動し、車間距離を十分に保ち、安全運転には注意して日々お過ごし下さい。

今回はあるビジネス誌で掲載されていた『“人を見る目”“人を見抜く力”は真剣に人と向き合う事で培われる』というコラムについて、ご紹介したいと思います。著者は銀座の地で開店40周年を迎えたオーナーママさんで“コミュニケーションのプロ”“おもてなしのプロ”“人間観察のプロ”と言われている方です。コラムを読んで、私が特に考えさせられた部分を以下に抜粋にて記します。

【目は口ほどにものを言う~第一印象では、目を見ます】
「人を見る目」「人を見抜く力」についていえば、一朝一夕で身につくものではなく、真剣に人と向き合うことの積み重ねによって培われていくもののように思います。短時間で「人となり」を見抜くことは難しいものです。とはいえ、面接では短時間で判断しなければなりませんので、まず目を見ます。「目は口ほどにものを言う」が如く、心は目に現れます。目を見れば、人から好かれているかがわかります。清潔感や会話の中からにじみ出る人間性もよく見ます。顔つきや表情、かわいげのある人には心が動くものです。また相手の目を見て話ができるというのも人に対する誠実さが表れます。逆に、ソワソワしたり、すぐに目をそらしたりするのは、あまりいい印象を与えないように思います。
(~ 中略 ~)
大事なのは、言葉遣いや気遣いといった人に対する礼節です。これは接客に限らず、どんな職種でも必要なヒューマンスキルではないかと思います。もちろん完璧な人などいませんから、アドバイスされたら直していく、そのように人の言葉を素直に聞き入れる柔軟な心を持っている人は、どこにあっても歓迎されるのではないでしょうか。

【高い目標を持つと同時に成し遂げるための努力に目を向けられるか】
高い目標を持ち、目指すものに向かって、努力研鑽を重ねていくのは素晴らしいことです。ところが意気揚々と目標を話すわりに「では、どうやったらナンバーワンになれると思いますか」と尋ねると黙ってしまう、具体的に何をするか答えられないというケースが少なくありません。最初から頂点、「成功」という表側だけを見て、見えない部分の努力を想像できない人は成功にたどり着くのは難しいように思います。どの世界でもトップになる人は水面下での真剣な努力があっての成功であり、それこそが肝心であって、すべてともいえます。
(~ 中略 ~)
皆様もご存じのように、仕事においては、時に窮地に追い込まれたり、裏切りにあったり、いいことばかりではありませんが、何があろうと、逃げずに、辛抱強く、諦めず前に進む、それが「真剣」に生きることではないでしょうか。

当たり前といえば当たり前な事ですが、皆さんは何を考えましたか。私は文中に何度か出てくる「真剣」という言葉について考えさせられました。因みに「真剣」を調べてみると『本気で物事に取り組むさま。真面目に物事に対するさま。』という意味でした。自分は物事に対して、どれだけ“本気で”“真面目に”取り組んでいるかを思い出すと、、、。また目標を達成する為の方法や手段をどれだけ具体的に話せるかを考えると、、、。なんだか情けない気持ちでいっぱいです。
これからは、どんな事にも“真剣”に向き合って取り組んでいこう、1つ1つの目標を達成する為の方法や手段も“真剣”に考えて語源化出来るようにしていこう、更には人の言葉を素直に聞き入れる柔軟な心を持ち続けようと強く思いました。(例えば会食(飲み会)の場においても“礼節”を忘れず人の話に耳を傾けて“真剣”に取り組んでいきたいと思います。)

長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

2024.02.01 | 事務美貌録

第97回投稿 事務美貌録 2月号

2023年10月、秋田にもついに『ポケふた』がやってきました。
ポケふた、要するにポケモンがデザインされた鉄蓋です。
それが秋田県内に5枚お目見えしました。

最初は秋田市。
道の駅の入り口付近にありました。
発表された直後だった為か、写真を撮る人の行列が出来ておりました。
秋田犬とと竿燈まつりがモチーフの可愛いポケふたに子供も大喜びでした。

男鹿のポケふたも道の駅にありました。
なまはげを連想させるようなオニのポケモンがいました。
少し入り口から離れた場所にあり、子供と探して回りました。
そういうところも楽しいポイントです。

仙北市は田沢湖の畔にあります「田沢湖クニマス未来館」の入り口に設置されており、
辰子伝説も感じさせる竜のポケモンがいました。
観光地なこともあり、県外ナンバーの車が多い印象です。

横手市のポケふたは秋田ふるさと村の入り口に。
横手といえば「かまくら」。かまくらのような可愛らしい犬のポケモンでした。
「このポケモン持ってる!」と子供はテンション高く説明してくれましたが、
私はポケモンのことはさっぱりですので、うんうんと聞いておりました。

最後は鹿角の道の駅。
実はまだ行くことが出来ていません。撮ってきてもらった写真です。
鹿角といえば世界遺産「縄文遺跡群」の1つ「大湯環状列石」があります。
そんなイメージのポケふたです。
※「道の駅おおゆ」ではなく、「道の駅かづの」にあるので要注意!

その土地に合ったポケモンを選んでデザインされているのはとても面白く、
どこも並ぶ程ではないにしろ、数名撮影しておりました。
ポケふた目当てで各県を回っている愛好家もいると聞きます。
観光の1つのきっかけになってほしいと願う「な」でした。

2024.02.01 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.43

【春めく】

 今年は暖冬の予報であったが、今のところ予報が当たっている。朝新聞を取りに門扉まで出ても身震いするということもない。わずかに残った雪を踏んでも「ぶすっ」と気の抜けた音。春が近いのかなと錯覚するが、例年今が一番寒く、雪もあるはず。そういえば、昨年末から“季節労働者”の「2代目青野掻き太郎」が来た。今年は今のところ出番が2回しかない。裏庭を回っても枝が折れそうな木も見えない。しかし、それにしても茶色に枯れた石楠花3本は目につく。彼らには本当に気の毒をした。まさか日照りが続いたからと言って地植えしたものが枯れるなどとは思いもしなかった。

 車を走らせて、太陽が出ていると春が来たと思う日が何日もある。「春めく」を感じ、心がはねる。まだ寒い時候にどことなく春めいた艶めかしい匂いが窓から漂うのを感じとっているのだろう。「春めく」というのは『まだ冬のうちに春を感じ取ることなのか、あるいは早春になって寒いうちにも春を感じるということなのか。その点はあいまいだがそれは日本人が今日、幾段にも春の襲来を感じ分けていることになる。*』

 毎日食べても大好きな七草が過ぎ、節分が過ぎて暦の上では春だが、本当はこれから寒の季節に入る。本来はまだ酷寒は続き、「春遠し」「余寒」とか「冴え返る」という季語が2月ごろの寒さを強調している。しかし今日の最高気温は9度だそうだ。

*言葉の歳時記 「春めく」 山本健吉