秋田東北商事株式会社

NEWSお知らせ

2023年09月の記事一覧
2023.09.01 | 社長だより

社長だより vol.102

 毎日暑い日が続いていますが、今年は特に暑い日が多いように感じます。本日9月1日の秋田市は最高気温が34℃(最低気温25℃)との予報です。昨年9月1日の秋田市の最高気温を調べてみると22.9℃(最低気温20.6℃)でした。この事実からしても、やはり今年は異常なくらい暑いです。そしてまだ最高気温が30℃を超える日が続くようです。水分補給をしっかり行ない、体調管理には十分に気をつけて日々をお過ごし下さい。

 今年6月の「社長だよりvol.99」で元WBC日本代表監督の栗山英樹さんについて記載させて頂きましたが、その際には著作「栗山ノート」で取り上げられていた言葉をご紹介しました。謙虚で視野が広く、日々努力を惜しまない栗山英樹さんについては、様々なメディアや雑誌で言葉や記事を目にする機会があります。今回は最近読んだ雑誌で取り上げられていた栗山英樹さんの「自分を育てる言葉」を抜粋してご紹介したいと思います。

●他人との比較を絶つ
SNSの発達で、様々なカテゴリで活躍する同年代のスタープレイヤーを容易に認知できるようになりました。しかし、そういった人と自分を比較して、劣等感を抱く必要は皆無です。それよりも、比較相手にするべきは過去の自分。昨日より今日、今日よりも明日と、着実に成長していくことのほうが遥かに尊い営みです。

●自分=組織という意識を持つ
当事者意識を持つことは、とても大事です。たとえば、平社員から社長までの全員が「自分の活躍が会社の存亡に直結する」と考えている会社は、組織として強いですよね。自分本位ではなく、組織を活かすためにはどうすればよいのか。この意識が根付けば、人として成長することができるでしょう。

●「自分は正しい」は禁物だ
見聞きした情報や自身の成功体験を、絶対的な「正しい答え」としてしまうと、視野狭窄に陥って他人の意見を聞き入れることができなくなります。あなたが正しいと信じることは、数ある選択肢のうちの1つにすぎません。もっとほかに、いいやり方あるかもしれません。「自分は正しい」という考え方は捨てましょう。

●基本、後輩のほうが優秀である
会社やサークルで、自分の後輩が著しく活躍して台頭したとします。危機感を覚える必要は、全くありません。人類は絶えず進化しているので、自分よりも後に生まれてくる人が優秀なのは当然なのです。そこで腐らず、自分にしかできないこと、自分ならではの強みを発揮し続けることができれば、評価は後からついてくるでしょう。

 栗山英樹さんの「自分を育てる言葉」を読んでみて、皆さんはどう思いましたか。私は特に「他人との比較を絶つ」について、雑誌の中で『人間が変な悩み方をするときは、9割方、自分と他人との比較が原因です。(中略) 成長に必要なのは、他人と比較することではなく、自分が何をするかです。』との説明を読んで感銘を受けました。又、「基本、後輩の方が優秀である」についても『人類は絶えず進化しているので、自分よりも後に生まれてくる人が優秀』との説明が妙に納得出来ます。栗山英樹さんの言葉が「非常に分かりやく、心に響く」と思ったのは私だけではないはずです。全ての言葉が何かしら思い当たる事があったり、考えさせられたりします。

 過去に6回ほど社長だよりで取り上げさせて頂いた“語彙力”も必要な事ではありますが、栗山英樹さんのように“分かりやすく、心に響く言葉や考え方”も大切ですね。これからも栗山英樹さんに注目していきたいと思います。
(実は、、、「栗山ノート2」が今年7月30日に発売され、既に購入しました。)

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和5年9月

2023.09.01 | 事務美貌録

第92回投稿 事務美貌録 9月号

 夏はいろいろなお祭りやイベントがあります。土崎の曳山まつり・竿燈まつり・各地の七夕まつり・盆踊りに加え、雄物川の花火大会や大曲の花火大会など様々ありますが、なぜ夏にいろいろなお祭りを行うのか気になり調べてみました。
 夏祭りが行われる理由は、病気や災害をもたらす悪い霊を追い払うという意味から始まり、昔は今ほど薬や食生活、住環境がよくなかったということもあり、たくさんの人が暮らす都市では、梅雨から夏にかけて、病気が大流行する時期だったからのようです。
 今のように西洋医学ではなかったので、当時は病気を広めるのは悪い霊だと考えられており、神様が乗ったお神輿をかついで町中を歩き、神様に町を清めてもらおうとしたことが由来とありました。悪霊は賑やかなものに付いていくということが考えられていたので、賑やかなお囃子を入れるようになったそうです。

 今年は台風の影響からか特に暑い日が続いておりましたが、ニュースで冷房による「冷えバテ」と言うものがあると聞きました。
 冷えバテとは、夏場に冷房がよく効いた室内に長時間いる事で身体の体温調節機能に不具合が生じ、周囲の温度にうまく適応できなくなる事だそうです。具体的な症状としては、倦怠感・冷えや肩こり・顔面の火照り・微熱・喉の痛み・頭痛・腰痛・吐き気・腹痛・胃痛・下痢・神経痛などで過剰な気温差から生じるストレスや自律神経の乱れが身体に引き起こす反応は個人差があり、多種多様のようです。
 冷えバテのチェック項目として以下の点があげられるようです。
 • エアコンで涼しい室内にずっといる
 • 入浴はシャワーだけで、湯船に浸からない
 • 外出してもあまり歩かない(車移動が多い)
 • 下着を着用せず、肌の上に直接衣類を着る
 予防としては、エアコンで冷やし過ぎないことが大切だそうです。夏だからといって薄着は禁物で、特に、首や足などの冷えやすい所は、カーディガンやひざ掛けになるスカーフなどを持参し服装で調整した方がいいそうです。
 また、夏でも38~40度程度のぬるめのお湯にゆっくり(目安は10分以上)浸かってしっかり身体を温めることも冷えバテの予防につながるそうです。
 暑い夏に体の不調や疲れを感じたときは、食事・睡眠・運動とともに、体を冷やし過ぎず、自律神経の乱れにも注意して、みなさんも夏の暑さを乗り切りましょう。

 9月号と言いつつ、8月の暑い夏の内容になってしまいましたが、まだまだ暑い日が続きますので体調を崩さないよう気を付けたいと思います。

2023.09.01 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.38

 山頂でのご褒美は「大雪渓」か「ホワイトホース」か―――相棒と北アルプスを目指そうと決めたのは2019年のことでした。時世を鑑みて延期しては、天候の影響で行き先を変更(エコムジャーナルNo.30ご参照)して早4年、初めての北アルプス登山はこれまでの鬱憤を晴らすかのように好天に恵まれました。

 白馬岳(標高2932m)―――白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)の盟主であり、後立山連峰の最高峰。北アルプス北端にある百名山のひとつで、白馬連峰を含めると長野・富山・新潟の3県に跨ります。春の雪どけにより露出した黒い山肌が馬のように見えたことから、この馬の形が現れると苗代を作る時期の目安としたことから古くは「代掻き馬」と呼ばれ、それがやがて「白馬」に転じたという説があるようです。

 夜明けと同時に白馬村へ到着すると、朝陽を照り返して気高い輝きを放った白馬三山が迎えてくれました。猿倉登山口をスタートして歩を進めること1時間、大雪渓に到着します。最長時で長さ2km・標高差600mに及ぶ白馬の大雪渓はまるで天然の冷蔵庫。ひんやり肌寒さを感じながら登山者が列をなして進みます。

 

 大雪渓を登り切ると彫刻で仕上げたかのような鋭い形の岩肌が広がり、北アルプスの迫力を間近で感じることができます。一方で「花の白馬」とも呼ばれることから高山植物が豊富であり、登山中の足元も楽しませてくれます。猛暑の影響により体力的に苦しい登山となりましたが、山頂手前にある白馬山荘へ無事到着。荷物を降ろして頂上へ向かいます。

 

 日の入りの約30分前、白馬岳てっぺんに到着。待ちに待ち焦がれた瞬間です。山頂からは劔岳や立山連峰をはじめ北アルプスの名だたる高峰を一望できます。富山湾・能登半島の向こうの水平線が夕陽色に染まっていく景色を、周りにいた多くの登山者が息を呑んで静かに見守ります。黄昏時、白馬山荘デッキでのご褒美「ホワイトホース」は登山の疲れを癒してくれる至福の一杯となりました。

 

 先日、白馬大雪渓の閉鎖が発表されました。今期は雪が少なかった上、雨や猛暑の影響で雪どけが急速に進んだことが影響したとのこと。これまでも早期に通行止めとしたことはあったものの、8月中の閉鎖は初めてのようです。今夏の豪雨や猛暑を物語った報道に感じました。秋田市では8月9日にそれまでの最高気温(観測史上)に並ぶ38.2度、2週間後の8月23日には記録を塗り替える38.5度をマークしました。まだまだ残暑が続いております。夏の疲れが出始める頃です。皆さまお身体ご自愛の上、お過ごしください。

 秋田担当A(9回目の投稿)