2023.09.01 | 事務美貌録

第92回投稿 事務美貌録 9月号

 夏はいろいろなお祭りやイベントがあります。土崎の曳山まつり・竿燈まつり・各地の七夕まつり・盆踊りに加え、雄物川の花火大会や大曲の花火大会など様々ありますが、なぜ夏にいろいろなお祭りを行うのか気になり調べてみました。
 夏祭りが行われる理由は、病気や災害をもたらす悪い霊を追い払うという意味から始まり、昔は今ほど薬や食生活、住環境がよくなかったということもあり、たくさんの人が暮らす都市では、梅雨から夏にかけて、病気が大流行する時期だったからのようです。
 今のように西洋医学ではなかったので、当時は病気を広めるのは悪い霊だと考えられており、神様が乗ったお神輿をかついで町中を歩き、神様に町を清めてもらおうとしたことが由来とありました。悪霊は賑やかなものに付いていくということが考えられていたので、賑やかなお囃子を入れるようになったそうです。

 今年は台風の影響からか特に暑い日が続いておりましたが、ニュースで冷房による「冷えバテ」と言うものがあると聞きました。
 冷えバテとは、夏場に冷房がよく効いた室内に長時間いる事で身体の体温調節機能に不具合が生じ、周囲の温度にうまく適応できなくなる事だそうです。具体的な症状としては、倦怠感・冷えや肩こり・顔面の火照り・微熱・喉の痛み・頭痛・腰痛・吐き気・腹痛・胃痛・下痢・神経痛などで過剰な気温差から生じるストレスや自律神経の乱れが身体に引き起こす反応は個人差があり、多種多様のようです。
 冷えバテのチェック項目として以下の点があげられるようです。
 • エアコンで涼しい室内にずっといる
 • 入浴はシャワーだけで、湯船に浸からない
 • 外出してもあまり歩かない(車移動が多い)
 • 下着を着用せず、肌の上に直接衣類を着る
 予防としては、エアコンで冷やし過ぎないことが大切だそうです。夏だからといって薄着は禁物で、特に、首や足などの冷えやすい所は、カーディガンやひざ掛けになるスカーフなどを持参し服装で調整した方がいいそうです。
 また、夏でも38~40度程度のぬるめのお湯にゆっくり(目安は10分以上)浸かってしっかり身体を温めることも冷えバテの予防につながるそうです。
 暑い夏に体の不調や疲れを感じたときは、食事・睡眠・運動とともに、体を冷やし過ぎず、自律神経の乱れにも注意して、みなさんも夏の暑さを乗り切りましょう。

 9月号と言いつつ、8月の暑い夏の内容になってしまいましたが、まだまだ暑い日が続きますので体調を崩さないよう気を付けたいと思います。