秋田東北商事株式会社

NEWSお知らせ

カテゴリー : 社長だより
2021.07.01 | 社長だより

社長だより vol.77

 日々暑さが増しており、“夏”を感じる事が多くなってきました。昨年から続くコロナ禍でのマスク生活は自身が気付かないうちに熱中症に陥る事があるそうです。まだまだマスク着用の生活は続きそうですから、水分補給や適度な休憩を心掛けて日々を過ごしていきましょう。

 先月、高校生(令和4年3月卒業見込み)に対しての求人票の受付がスタートした事を記載していましたが、本日7月1日からは求人票(情報)が公開されます。当社でも今年は2名の求人を行ないます。本ホームページでも当社の求人情報を本日より公開しています。是非とも高校生の皆さんが当社に興味を抱いて就職を希望し、来年の4月に新しい仲間として加わって頂ける事を切に願っています。(一度、職場見学に来て頂ければ嬉しいです)
 
 会社PR活動の一環で秋田商工会議所様とハローワーク秋田様主催の「企業と生徒・進路担当教諭等との情報交換会」へ6月22日に私と総務部員の2名で参加してきました。当社としては初めての参加となりましたが、総勢47企業の個別ブースが設置され、企業説明や質疑応答を午前午後の2部構成で約20分×8回行なうといった内容でした。県内の11高校より総勢200名以上の生徒達が参加され、真剣な眼差しと態度で企業説明や質疑応答が繰り返されて、あっという間の時間でした。私が高校生だった頃には今回のような企画はなかったと思います。(30年弱前になりますし、そもそも興味があったかも定かではありません)


 当日は沢山の質問を高校生の皆さんから頂き、理解を得るまで説明をさせて頂きました。その中で「やりがいは何ですか?」との質問に深く考えさせられました。私は「普段生活していて当たり前にあるもの、例えば蛇口をひねると水が出る事に対して当社が一役を担っている、大袈裟に言えば当社の活動があるから蛇口をひねると水が出るという事がやりがいです。水道だけじゃなく普段の生活の中で当社が関わっている部分は沢山あり、社会を支えている事がやりがいだと思っています。」と答えました。(ニュアンスはこのような感じですが、一字一句は違うと思います)
 先月の社長便りにも記載しましたが、現在当社では「社員の“やりがい”“働きがい”向上へ向けた取り組み」を行なっています。具体的には「新しい事・やりたい事へチャレンジしやすい環境整備」「プロセスを重視し公正で公平な評価」「年功序列を廃止した処遇」などになります。前項で私が高校生の質問に答えた“やりがい”と現在当社が“やりがいの向上”に向けて取り組んでいる事にズレがある事が分かります。私が高校生に答えた内容に嘘や間違いもありませんし、現在当社で行なっている取組みが決して悪い訳でもありません。私が質問に対して答えた内容は社会に対して会社や業務の存在意義的な部分での“やりがい”、当社で行なっている取組みは社員一人ひとりが業務を遂行していく上での“やりがい”になるのかもしれません。改めて考えてみると“やりがい”とは、物事に対する充足感や手ごたえ、達成感や行なった事に対しての成果・評価・感謝などと様々あると思います。又“やりがい”とは業務内容や年齢、職責や立場などで違うものだとも思います。人生の大半を占める(費やす)事になる仕事で、真の意味で“やりがい”を感じられる楽しい会社組織を目指していかなくてはいけないと今回のある高校生からの質問で考えさせられました。

 最後になりますが今月も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。「緊急事態宣言」は沖縄県以外解除されました。又「まん延防止等重点措置」は埼玉県、千葉県、神奈川県、北海道、東京都、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県が対象となっています。いずれの対策も期間を7月11日までとしていますが、感染確認が増加傾向に転じており、予断の許せない状況が続いています。
 秋田県内でも複数のクラスターが発生し感染拡大が急速に進み、連日に渡って感染者の確認がありました。6月30日時点で累計感染者数が875名となり、現在は入院者数17名(うち重症者1名)、宿泊療養者70名、入院等調整中12名といった状況です。今一度、気を引き締めて感染防止対策を確実に行ないましょう。又、絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。決して感染された方が悪い訳ではなく、憎むべきは“ウイルス”であり、例外なく誰にでも感染する可能性はあります。

 そして毎回記載していますが、ご自身の家族や生活があるにも関わらず1年以上も未知のウイルス「新型コロナウイルス」と使命感を持って向かい合い、戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、心より敬服致します。徐々にワクチン接種は進んでいますが、くれぐれもご自愛下さい。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年7月

2021.06.01 | 社長だより

社長だより vol.76

 本日6月1日から高校生(令和4年3月卒業見込み)に対しての求人票の受付がスタートしました。当社でも求人票の提出をしています。昨年同様コロナ禍という事もあり、首都圏ではなく県内への就職が見直されているそうです。又、就職先を選ぶ際には給料や賞与といった金銭面だけじゃなく、勤務地や福利厚生や将来性に重点を置く事が多くなっているとも言われています。
 当社は金銭面が非常に充実しているとは言えませんが(だからといって決して悪い訳ではないと思います、、、)、福利厚生や社員教育、社員の“やりがい”“働きがい”向上へ向けた取り組みなど、様々な事柄を実施しています。全ての取り組み内容や詳細を説明すると非常に長くなるので省略しますが、取り組みの1つに『目標達成へのプロセスを重視し公正で公平な評価(視える化)を実施する』があります。これは一定期間在職した社員が毎年、業績や日々の業務に関連する個人目標を設定し、その結果だけでなく経緯も重視して誰でも理解出来る公正で公平な評価を行なうという事になります。又、“公正”とは「不正がない事」、“公平”とは「全てを同等に扱う事」との意味から「全ての社員に対して不正がなく同等に評価を行なう」という事になります。その為には評価する側が“何故その評価となるのか?”を明確に示さなくてはいけません。お互いの意思疎通が良好である事が大切です。その為にも様々な取り組みを行なっていますし、今後も継続していきます。
 話は少しズレますが、先日ある冊子を読んでいるとIT関連企業であるサイボウズ株式会社の青野慶久代表取締役社長様の記事を目にしました。当社でもサイボウズ社のグループウェアを活用している事や貴社の人事制度についての内容という事もあり、注意深く読ませて頂きました。その中の一文『人事制度は一通りでなくていい。これは公平でなくてもいいという事です。“朝何時に来なさい、ここで働きなさい”というのは公平です。でも、公平は幸福とは限りません。』に深く考えさせられました。
 今回紹介したサイボウズ株式会社の青野慶久代表取締役社長様の記事、冒頭に記載しました高校生の皆さんが就職先を選ぶ際の重点、また現在のコロナ禍での優先順位や世の中での価値観など考え方は1つではありません。その事を改めて実感しました。そして当社でも働き方や処遇や評価など、様々な取り組みについても多様化を進めていかなくてはいけないと強く思いました。

 いずれにしても高校生の皆さんが当社に興味を抱いて就職を希望し、来年の4月に新しい仲間として加わって頂ける事を切に願っています。

 最後になりますが今月も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。4月25日に3回目となる「緊急事態宣言」が東京都、大阪府、京都府、兵庫県に発出されていましたが、その後の5月12日に愛知県、福岡県、5月16日に北海道、岡山県、広島県、5月23日に沖縄県が追加対象となりました。更には埼玉県、千葉県、神奈川県、岐阜県、三重県、群馬県、石川県、熊本県が「まん延防止等重点措置」の対象となっています。当初は期間を5月31日までとしていましたが、政府は期間を延長し6月20日までとしました。(当初から沖縄県は6月20日、群馬県と石川県と熊本県は6月13日が期限となります。)
 秋田県内でも様々な場所でクラスターが発生し、感染拡大が急速に進んでしまい、5月の1ヵ月間で275名の感染確認がありました。幸いにも5月28日から4日連続で感染者の確認はありませんでしたが、5月31日時点で累計感染者数が754名(症例として累計は755例)となり、現在は入院者数39名(うち重症者1名)、宿泊療養者5名、社会福祉施設等療養者2名といった状況です。1年以上コロナ禍での感染防止に努めた自粛生活の中で“気の緩み”“慣れ”“疲れ”も多々あるかと思いますが、個々人の意識が感染拡大防止の重要な要素になります。全ての人々に対してワクチン接種が終了するまで気を引き締めて、感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に行ないましょう。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。決して感染された方が悪い訳ではなく、憎むべきは“ウイルス”であり、例外なく誰にでも感染する可能性はあります。

 そして毎回記載していますが、ご自身の家族や生活があるにも関わらず1年以上も未知のウイルス「新型コロナウイルス」と使命感を持って向かい合い、戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様と治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、心より敬服致します。未だ逼迫した状況に変わりはありませんが、くれぐれもご自愛下さい。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年6月

2021.05.06 | 社長だより

社長だより vol.75

 冒頭は「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。現在、3回目となる「緊急事態宣言」が東京都、大阪府、京都府、兵庫県に発出されています。又、宮城県、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、愛媛県が「まん延防止等重点措置」の対象となっています。全国的に感染拡大が速いスピードで進んでおり、過去最大の“第4波”といった状況です。秋田県内でも感染拡大が急速に進んでしまい、4月の1ヵ月間で172名の感染確認がありました。5月5日時点で感染者数が535名(症例として累計は536例)で入院者数39名、宿泊療養者58名、社会福祉施設等療養者14名、入院等調整中11名といった状況です。今までは「三密」を回避した生活を心掛けましょうと言っていましたが、現在の変異株の強力な感染力に対しては「一密」でも注意するようにとの有識者の発言もあります。1年以上コロナ禍での感染防止に努めた自粛生活の中で“慣れ”や“疲れ”も多々あるかと思いますが、個々人の意識が感染拡大防止の重要な要素になります。今一度、気を引き締めて感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に行ないましょう。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。決して感染された方が悪い訳ではなく、憎むべきは“ウイルス”であり、例外なく誰にでも感染する可能性はあります。

 毎回記載していますが、ご自身の家族や生活もある中で1年以上も未知のウイルス「新型コロナウイルス」と使命感を持って戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様と治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、心より敬服致します。全国的に感染拡大が進んでいる状況の中、各地で段階的にワクチン接種という対策が少しずつではありますが進んでいます。未だ逼迫した状況に変わりはありませんが、くれぐれもご自愛下さい。

 コロナ禍でステイホーム中にスマホを眺める時間が多くなりました。そしてネット記事を何気なく見ていると「星野リゾート代表が“倒産確率”を社員に知らせたワケ」というビックリする見出しを目にしました。新型コロナウイルスで大きな打撃を受けている観光関連業界、星野リゾートの星野佳路代表が社員に対して自社の“倒産確率”を知らせる事にしたとの内容でした。実際に昨年5月から実施しているとの事で、昨年5月は「倒産確率38.5%」だったそうです。星野リゾートではコロナ禍前より、社員が会社のシステムでそれぞれの施設について“利益”や“売上”や“稼働率”や“顧客満足度”などの閲覧が可能だったようです。しかしコロナ禍において、最も重要な事は“顧客満足度”でも“利益”でもなく「潰れないこと」との認識を強く星野佳路代表が抱き、社員が一番知りたいであろう「自分の会社がどのくらいヤバいのか?」に誠実に応える事にしたそうです。倒産確率は「売上の対昨年比」「コスト削減量」「資金調達」の3項目について、それぞれ3つのシナリオを設定して算出しているとの事でした。又、記事の中には「こうした数値を発表すれば、かえって社員が動揺するという考え方もあるかもしれません。しかし、会社がどうなってしまうか分からないという点が、1番の動揺の原因です。会社の状況を隠してもしようがないし、“大丈夫だ”とウソをついても社員は見破ります。それより社員の間で“共有感”を持てる方が大事なのです。」との星野佳路代表の言葉もありました。


 皆さんはこの星野リゾートの記事について、どのように考えますか。私自身、現職を拝命する事を決断した時に1番最初に考えた事が「会社を潰さない」でした。その為に何をするべきか?何をしなくてはいけないか?などは考えずに、とにかく諸先輩方々が築き上げたこの会社を次の世代へ渡すまで“潰さない”との強い気持ちが湧き出た事を思い出しました。更には具体的に数値で表す事の重要性と“共有感”の大切さに改めて気付かされました。
 現在当社では中期経営計画の最終年度となっています。勿論その中には売上高/利益額以外のKPI(重要業績指標)が設定されています。又、月1回の取締役会議では経営分析表が作成され様々な項目について確認や質疑が行われています。これらは私が現職を拝命する前から行なわれていましたので、私も継承して行なっています。
 決して現在当社で設定しているKPI(重要業績指標)や経営分析項目が良くないとは思いませんが、今回の星野リゾートの記事を読んで今一度見つめ直そうと思いました。「現状を具体的に把握出来る数値とは何なのか?」「目標に向けた進捗度を確実に把握出来る数値とは何なのか?」「将来に向けて成長度を確認出来る数値とは何なのか?」「全社員が“共有感”を持てる数値とは何なのか?」を熟考して、今後の当社のKPI(重要業績指標)を示していこうと思います。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年5月

2021.04.01 | 社長だより

社長だより vol.74

 本日4月1日から新年度、令和3年度がスタートします。そして私が現職を拝命してから早いもので1年が経過しました。当初は分からない事ばかりで苦悩の日々でしたが、職務職責を少しずつ理解して今日に至ります。(今でもそんなに変わらないとご批判を受けるかもしれませんがご了承下さい。)
 私自身、まだまだ至らぬ点が多々あろうかとは思いますが“気持ち(心)”を今まで以上に引き締めて邁進したいと思いますので何卒宜しくお願い致します。

 令和2年度を振り返ると、やはり「新型コロナウイルス」が最も印象に残っています。今まで当たり前に出来た事が出来なくなる、様々な規制、新しい習慣など私達の日々の生活で公私共に変化が求められる事となりました。そして様々な変化を求められる生活は1年を経過した今でも続いています。そのような状況の中で誰でも気持ち(心)が塞ぎ込んでしまう事もあると思います。しかしこんな時だからこそ、気持ち(心)をしっかりと持って現状に向き合い、前に進んで行かなくてはいけないと考えます。そこで今回はヒンズー教の一節を紹介します。

“心”が変われば“態度”が変わる
“態度”が変われば“行動”が変わる
“行動”が変われば“習慣”が変わる
“習慣”が変われば“人格”が変わる
“人格”が変われば“運命”が変わる
“運命”が変われば“人生”が変わる

 私自身はヒンズー教を信仰している訳ではありませんが、ある本を読んでいる時この一節を目にして「なるほど、その通りかも」と思いました。“心”とは“気持ちや考え方(思考)”と解釈出来ます。つまり“気持ち(心)で人生が変わる”という事、逆に考えると“人生は気持ち(心)次第”となります。非常に簡単なようで難しい事かもしれませんが、これも“気持ち次第”という事でポジティブに捉えて日々心掛けていこうと改めて思いました。昨今の新型コロナウイルスには該当しませんが、昔から「病は気から」との言葉もあります。世の中ではIoTやDXなどデジタル化について推進されていますが、最後は何事もアナログの“気持ち(心)次第”ではないでしょうか。

 最後になりますが「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。全国的には緊急事態宣言の解除後、感染確認が少しずつ増加傾向に転じています。又、一部の自治体では独自の緊急事態宣言が発出されております。秋田県内では3月15日に約1ヵ月ぶりの感染確認から続けて14件の感染確認あり、4月1日時点で感染者数が282名(症例として累計は283例)で入院者数6名、宿泊療養者等は0名といった状況です。秋田県内においては新型コロナウイルスの感染拡大防止について一定の成果が出ている状態だと思われますが、まだまだ予断を許す事の出来ない状況です。今まで同様に感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」 「うがい」を確実に行ない、クラスター発生の予防である「三密」を回避した生活「withコロナ」を心掛けましょう。個々人の意識、つまり“気持ち(心)”が感染拡大防止の重要な要素になります。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。決して感染された方が悪い訳ではなく、憎むべきは“ウイルス”です。例外なく誰にでも感染する可能性はあります。
 そして毎回記載していますが、ご自身の家族や生活もある中で未知のウイルス「新型コロナウイルス」と使命感を持って戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様と治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、心より敬服致します。全国各地でワクチン接種が少しずつではありますが進んでいます。未だ逼迫した状況に変わりはありませんが、くれぐれもご自愛下さい。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年4月

2021.03.01 | 社長だより

社長だより vol.73

 今月も冒頭は「新型コロナウイルス」の経過について記載する事となります。全国的には緊急事態宣言の発出後、感染確認が減少傾向に転じていますが、首都圏では減少の鈍化が問題となっています。一部の地域では緊急事態宣言解除もされており、現在では4都県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)が該当となっている状態です。秋田県内では2月5日以降、感染者が確認されていません。そして3月1日時点で感染者数の累計が268名(症例として累計は269例)で入院者数も3名といった状況です。秋田県内においては新型コロナウイルスの猛威は沈静化している状態だと思われます。しかし、まだまだ予断を許す事の出来ない状況です。このような状況下においても「新型コロナウイルス」は身近に潜んでいると常に意識して、面倒であっても今まで同様に感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に行ない、クラスター発生の予防である「三密」を回避した生活「withコロナ」を心掛けましょう。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。決して感染された方が悪い訳ではなく、誰にでも感染する可能性はあります。個々人の取組みや意識が感染拡大防止の重要な要素になりますので、今まで同様に充分に注意していきましょう。

 毎回記載していますが、ご自身の家族や生活もある中で未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様と治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。日本国内でも医療従事者に対してワクチンの先行接種が始まりました。未だ逼迫した状況に変わりはありませんが、くれぐれもご自愛下さい。

 ある情報誌を読んでいると「三菱の歴史的明訓」の言葉を目にしました。そのまま当社の創業に深く関わりのある“三菱”についての特集記事を読んでいきました。そこには三菱グループの根本理念である「三綱領(さんこうりょう)~“所期奉公”“処事公明”“立業貿易”」について書かれてありました。この「三綱領」とは1920年、当時の第4代社長であった岩崎小彌太様の訓示をもとに作られたそうです。又、この考え方は三菱の起源である1870年の海運事業を起こした時より受け継がれている考え方だそうです。更に2018年4月には「三綱領」の精神を受け継ぎ、明確にするためにビジョン・ミッションを制定していました。

【三菱グループ三綱領】※【】内は“ビジョン・ミッション”になります。

●『所期奉公』(期するところは社会への貢献)

【事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない 地球環境の維持にも貢献する。】

●『処事公明』(フェアープレイに徹する)

【公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。】

●『立業貿易』(グローバルな視野で)

【全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。】

 恥ずかしながら私はこの「三綱領」について初めて知りました。そして明治時代から真っ先に“社会貢献”を理念としている「三菱グループ」の素晴らしさに感銘を受けました。更には150年経過した今でも創業当初の理念を継承し、進むべき方向を明確にすべく“ビジョン・ミッション”に落とし込んでいる事の凄さを知りました。

 その他には「目先のことしか言わないのはボスであってリーダーではない」「仕事が人を育て、人が仕事を拓く」「失敗しながら成功に近づく」「覚悟だけが成果を生む」など、沢山の歴代の経営陣の言葉がその時代背景や状況を踏まえながら紹介されていました。関連書籍も沢山出版されているようですので、ご興味のある方は読んでみては如何でしょうか。

 当社にも創業当初からの経営理念があります。そして経営理念の中には“地域社会に貢献する”との言葉もあります。当社創業者が旧三菱商事㈱の出身者であった事から経営理念の中に“社会貢献”との思いが込められたのかもしれません。私も創業の精神を忘れずに、経営理念に沿った“ビジョン・ミッション”を策定していこうと強く思いました。

【秋田東北商事株式会社~経営理念】

『メーカーとユーザーの良き仲人役として信頼と技術で地域社会に貢献する』

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年3月

2021.02.01 | 社長だより

社長だより vol.72

 今月も冒頭は「新型コロナウイルス」の経過について記載する事となります。全国的には感染確認が増加傾向にあり、今年になって政府から2度目の緊急事態宣言が段階的に発出され、現在では11都府県が該当となっています。当初は2月7日までの期間とされていましたが、1ヵ月延長との報道もあります。秋田県内では秋田市や横手市の医療機関においてクラスターが発生して、連日感染者が確認されて2月1日時点で感染者数の累計が260名(症例として累計は261例)となっています。決して感染された方が悪い訳ではなく、本当に誰にでも感染する可能性はあります。「新型コロナウイルス」は身近に潜んでいると常に意識して、面倒であっても今まで以上に感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に行ない、クラスター発生の予防である「三密」を回避した生活「withコロナ」を心掛けましょう。個々人の取組みや意識が感染拡大防止の重要な要素になりますので、充分に注意していきましょう。

 そして毎回記載していますが、ご自身の生活もある中で未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様と治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。日本国内でもワクチン接種が間もなく可能となると報道されています。まだまだ逼迫した状況ではありますが、くれぐれもご自愛下さい。

 つい先日「秋田県の人口が94年ぶりに95万人を割り込んだ」とのニュースを見ました。昨今“人口減少”“少子高齢化”のキーワードはよく耳にします。秋田県のみならず日本全国的に環境の変化として直面している事実です。しかし、私を含め多くの人があまりピンときていないのも事実だと思います。そこで“人口減少”“少子高齢化”について、秋田県の現実・将来予測を調べてみました。「国立社会保障・人口問題研究所」では2017年に“将来推計人口”を都道府県ごとに予測算出していました。2020年~2045年を5年ごとに予測してしたデータを抜粋して下記に記します。

 2020年のデータについては、2017年に予測されたデータと2020年12月1日時点での実数を比較しています。(秋田県公式HPに記載のあったデータを引用し、予測より減少していれば“↓赤字”、予測より増加していれば“↑黒字”で明記しています)大きな差が生じていない事から、この予測が大袈裟ではない事が理解出来ます。この予測から24年後の2045年には秋田県の人口が601,649人となり、更に高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)が50.1%となっています。
『秋田県では25年で人口が約35万人減少して約60万人となり、更に2人に1人が65歳以上』という事になります。更に各市町村単位で見ていくと、よりリアルに“人口減少”“少子高齢化”についての事実を理解出来ます。皆さんはこのデータを見てどのように感じて、どのように考えましたか。

 私は衝撃を受けました。と同時に以前から環境の変化として取り上げられている“人口減少”“少子高齢化”をしっかり理解していない事に気付かされました。一般的に人口減少が進めば税収は減り、地域経済も低迷する事が予測されます。又、少子高齢化が進めば労働力の確保が難しくなったり、必要とされる事業や業務にも変化が起こる事が予測されます。まだ他にも沢山の事柄が考えられます。そしてこの環境の変化に歯止めをかけるべく、行政や各種団体などが様々な取り組みを実施して改善を行なっている事は認識しています。しかし今回のデータ(推計)も1つの事実です。しっかりと理解して受け止めて、想定して考えていかなければいけないと強く感じさせられました。
 今回は“人口減少”“少子高齢化”をしっかりと理解する(理解を深める)為に1つのデータを皆さんにご紹介しました。私はこのデータを見て、より現実的に直面している事実について理解を深める事が出来ました。やはり、しっかりと理解する(理解を深める)為には様々なデータを活用する事が重要で必要な事だと改めて実感させられました。そして2045年、当然65歳以上になっている自分自身がどうしているのか、一抹の不安を感じました。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年2月

2021.01.05 | 社長だより

社長だより vol.71

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年が良い年になりますように心からお祈り致します。

 2021年も何卒宜しくお願い致します。今年は「丑(うし)年」になります。干支「丑(うし)年」の意味については諸説様々ありますが、その中の1つとして『牛は昔から食料としてだけでなく、農作業や物を運ぶ時の労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。勤勉によく働く姿が“誠実さ”を象徴し、身近にいる縁起の良い動物として十二支に加えられたようです。また“紐”という漢字に“丑”の字が使われており、“結ぶ”や“つかむ”などの意味を込めたとも考えられた』そうです。私自身、今年も何事に対して“誠実に”向き合っていこうと思います。
 又、牛は神様とも言われていて学問の神様の菅原道真をまつる天満宮には丑(牛)の像が置かれているそうです。これは『菅原道真が丑年だった』『道真が暗殺されそうになったところを飼い牛が救った』『道真の遺体を運んでいるときに牛が座り込んで動かなくなったのでそこに埋葬した(その場所が太宰府天満宮)』など、牛と道真にまつわる様々な言い伝えがあったり、黙々と働く牛の様子が道真の教えに通ずるものがあったりする事から、牛を神の使いとして祀っているとも言われているそうです。大宰府天満宮や京都の北野天神にはいくつか牛の像があるそうですが、どの牛も座り込んだ姿をしているそうです。更に仏教が生まれたインドでは牛は神様として大切にされているそうです。牛には神に近い尊いイメージがあると言われているそうです。いずれにしても今年2021年の干支“丑(牛)”が神様に近いとされるのであれば、縁起の良い1年になる事を期待します。

 今年最初も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。秋田県内では年末年始にかけて毎日のように感染が確認されて、1月4日時点で感染者数の累計が148名(症例として累計は149例)となっています。秋田県内ではクラスターの発生があり、直近の半月で感染確認の累計が1.5倍に増えています。全国的には感染者が増加傾向で1日の感染者確認が3000名を超える日が続くなど、いわゆる“第3波”で今までで最大の感染拡大と言える状況となっており、政府では再び緊急事態宣言の発動を検討しています。しかし感染された方や濃厚接触者の方が決して悪い訳ではありません。どんなに感染防止対策を講じていても誰もが感染してしまう状況です。又、年始は新年会や挨拶廻りなど、人と接する機会が多い時期です。今まで同様に感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に行ない、クラスター発生の予防である「三密」を回避した生活「withコロナ」を心掛けましょう。個々人の取組みや意識が感染拡大防止の重要な要素になりますので、充分に注意していきましょう。

 そして毎回記載していますが、ご自身の生活もある中で年末年始休暇も返上して、未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様と治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。引き続き逼迫した状況ではありますが、くれぐれもご自愛下さい。

 現在のコロナ禍では当たり前となった“マスクの着用”ですが、主として“飛沫防止”と“感染防止”の役割があります。1つ目の“飛沫防止”についてですが、マスクを着用する事によって約70%の飛沫を防ぐ事が可能となるそうです。2つ目の“感染防止”についてはマスクを着用する事によって約40%の感染リスクを減少させる事が可能となるそうです。どちらも効果が充分にある事が確認されています。皆さん是非、マスクの着用を心掛けましょう。
 1人ひとりが新型コロナウイルス感染防止に“誠実に”向き合い、日々の生活を過ごす事が最大の感染防止対策になると思います。又、その結果として医療従事者や関係者の負担軽減に繋がります。新型コロナウイルスの解明、治療薬の開発やワクチンの運用となるまで感染防止対策をしっかりと行なっていきましょう。そして1日でも早く、コロナ禍以前の平穏で自由な日々の生活が過ごせる事を願っています。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年1月

2020.12.23 | 社長だより

社長だより vol.70

  今月も冒頭は「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。秋田県内では11月25日に飲食店でのクラスターの発生が確認され、11月30日時点で感染者数の累計が89名(症例として累計は90例)となっています。秋田県内ではクラスターの発生がありながらも急速な感染拡大とまでは至っていないと個人的には感じています。しかし全国的には感染者が増加傾向で1日の感染者確認が過去最高となる地域が出てくるなど、いわゆる“第3波”と言える状況となっています。政府の経済政策である「GoToトラベル」や「GoToイート」も一時的に停止される地域も出てきています。そのような状況ではありますが、様々なデータがある中の1つ「人口10万人当たりの感染者数(11月30日時点)」で秋田県は“9.32人”と全国で1番少ない状況です。(2番目に少ない鳥取県は“10.43人”次いで山形県は“12.52人”となっています。) “田舎だから”“人の往来が少ないから” などのご意見もあるかもしれませんが、私は秋田県民が一丸となって感染防止対策を実行している結果だと思います。
 これから年末年始にかけて公私共に様々なイベントが開催されるかもしれませんが、今まで同様に感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に行ない、クラスター発生の予防である「三密」を回避した生活「withコロナ」を心掛けましょう。個々人の取組みや意識が感染拡大防止の重要な要素になりますので、充分に注意していきましょう。

 そして毎回記載していますが、ご自身の生活もある中で未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様と治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。引き続き逼迫した状況ではありますが、くれぐれもご自愛下さい。

突然ですが、右の写真を見て下さい。この写真は大塚製薬株式会社様の特定保健用食品の広告の一部です。先日ある雑誌を何気なく見ていて目に留まりました。1つの文章ですが、右から読み始めるか左から読み始めるかで全く違う意味になるので、非常に面白いと感じました。又、それと同時に「物事には二面性がある事」や「固定観念にとらわれると理解に時間が掛かる事」を再認識させられました。
 「物事には二面性がある事」についてですが、「5月社長だよりVol.63」で“孫子の兵法”の紹介と共に『「何事にも二面性(多面性)がある事を理解し、想定していれば成功する」「自身の考えだけに過信していると成功は出来ない(自身の考え方以外の様々な考え方も参考にすると成功する)」などと理解して、日々の行動や決断をするようにしています。』と記載した事を思い出しました。そして改めて日々意識していこうと強く感じました。
 「固定観念にとらわれると理解に時間が掛かる事」についてですが、広告の意味を皆さんはすぐに理解出来ましたか?私は“こちらから読むと「賢者の選択」”を“左から縦に読む”とすぐには理解出来ず、しばらく考えていました。良くも悪くも子供の頃に「縦書きの文章は右から」「横書きの文章は左から」との教えが常識となって、左から縦に読むなんて考えもしませんでした。今回の事で考え方を柔軟にしなくてはいけないと感じました。

 今回の広告に限らず「何事にも二面性(多面性)がある事を理解して」「考え方を柔軟にして」を心掛けて日々の生活や業務に取り組む事が重要だし必要だと思います。“常識的には”“今まで同様”“教えられた通り”などは時には必要かもしれませんが、新しい事には繋がらないと思います。過去の延長線上に未来はあるのかもしれませんが、過去と同じではありません。世の中や時代は変化しています。“過去には想像も出来なかった時代になる”“過去の常識は現在の非常識になる”そのような事を私だけでなく皆さんが経験していると思います。是非、皆さんも柔軟に物事を捉えて考えて、日々の生活を楽しい未来に繋げましょう。更には現在の“コロナ禍”でも今までの常識に捉われず、柔軟な発想で乗り越えていきましょう。

 最後になりますが、令和2年も今月で終わりを迎えます。今年は誰もが想像していなかった“コロナ禍”という状況に陥り、様々な制限や我慢、困難や努力を強いられた1年となりました。そしてその状況は、まだ続きます。しかし“明けない夜はない”“朝の来ない夜はない”との思いを胸に現状に向き合い、日々の生活を過ごしていきたいと思います。そして1日も早く、以前のような平穏な日々を過ごせる事を心より祈念致します。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和2年12月

2020.11.02 | 社長だより

社長だより vol.69

 冒頭は「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。秋田県内では本日11月2日までの感染者数が62名(症例として累計は63例)となっています。感染拡大とまでは至っていませんが様々な場所で少数ではありますが感染が確認されています。又、東北地方では青森県弘前市や宮城県仙台市などでクラスターが発生し、感染者数の確認が増加傾向にあります。更にこれからは季節性インフルエンザ流行の時期になっていきます。どちらにしても決して感染された方が悪い訳ではなく、誰にでも感染する可能性はあります。「新型コロナウイルス」や「季節性インフルエンザ」は身近に潜んでいると常に意識して、体調管理には十分に注意しましょう。そして自ら実施出来る感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に行ない、クラスター発生の予防である「三密」を回避した生活「withコロナ」を心掛けましょう。個々人の取組みや意識が感染拡大防止の重要な要素になりますので、充分に注意して生活していきましょう。

 毎回記載していますが、ご自身の生活もある中で未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、そして治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様には本当に敬服致します。季節性インフルエンザにも充分に留意して頂き、逼迫した状況ではありますが、くれぐれもご自愛下さい。

 当社では以前より毎週月曜日(祝日等の場合は週初めの営業日)に朝礼を実施しており、その際に社員が順番で自由テーマのスピーチを行なっています。先日のスピーチで「たばこ、酒、ガソリン」の税金について話がありました。スピーチを要約すると「10月よりビール製品の増減税とタバコの増税がありました。気になって色々と調べてみると、たばこには4種類の税金が含まれており税負担率60%、ビールやガソリンの税負担率は50%、ウイスキーの税負担率は30%でした。知らない間に多くの税金を納めていると知りました。又、たばこ税は一般財源に該当する為、名目上は“公共サービスや医療福祉の充実や維持の為に使用する”とありますが、実際にはどのように使用したかは公にはなっていません。」との内容でした。
 私自身、喫煙者でありビールやウイスキー等のお酒も飲みますし、車を運転しますので当然ではありますが、ガソリンも使用しています。スピーチした社員と同様、ある程度の理解はしているつもりでしたが、生活していく上で多くの税金を納めている事になりますので、スピーチを聞いた後で自身でも色々と調べてみました。
 スピーチの中でも説明がありましたが、たばこの価格には“国たばこ税”“地方たばこ税”“たばこ特別税”“消費税”の4種類の税金が課せられています。そしてたばこの銘柄によって多少の違いがありますが、その税負担は価格の約60%となっており、“国たばこ税”“地方たばこ税”“たばこ特別税”の税収は年間2兆円を上回る貴重な財源になっているそうです。
 税について調べていくと要約して記載したつもりでも長くなりそうなので、ここからは本当に簡潔に記載します。2020年10月に改正になった酒税については“ビールは安く、新ジャンルは高く”“日本酒は安く、ワインは高く”“焼酎や蒸留酒は今までと変わらず”となっています。又、ガソリンの価格には“揮発油税及び地方揮発油税” “石油税”“消費税”の3種類、軽油には“軽油引取税”“石油税” “消費税”の3種類の税金が課せられています。消費税以外の税加算はガソリン1リットル当たり53.8円、軽油1リットル当たり34.9円となっているそうです。
 それ以外にも私たちは生活をしていく上では“所得税”“住民税”“自動車税”“固定資産税”、ゴルフをする人であればゴルフ場でプレーするたびに“ゴルフ場利用税”、温泉が好きな人であれば温泉に入るたびに“入湯税”など、趣味や嗜好の有無やそれ以外にも記載すればキリがないほど本当に沢山の税金を納めています。
 国に治める“国税”や地方に配分される“地方税”、用途も“社会保障”や“公共事業”や“防衛”など様々で全てを理解するには非常に難しい仕組みの“税金”ですが、その事について何か意見を呈するつもりはありません。皆さんも小学生の時に勉強したと思いますが、日本国民には「教育の義務」「勤労の義務」「納税の義務」の三大義務があります。日本人に生まれて日本で生活している以上、義務を全うしていきますので、是非とも効率的でより効果的な税金の活用をお願いしたいと考えます。又、現在のコロナ禍で本当に困っている方への支援や消息に向けた対策を早急にお願いしたいと思います。

 今回は非常に理解が難しい税金について記載しました。その文中で「是非とも効率的でより効果的な税金の活用をお願いしたい」との思いを記載しましたが、これは会社の中でも同様だと思います。社員の皆さんが今より働きやすく、充実した業務遂行が可能となるべく「効率的でより効果的に」会社の資産を活用していこうと改めて実感させられました。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

 ※今回の税金についての記載ですが、私が調べて理解した範囲での個人的な見解を記載させて
頂きました。勘違いや認識違い、間違い等があるかもしれませんが、お許し頂ければ幸いです。

令和2年11月

2020.10.01 | 社長だより

社長だより vol.68

 今月も冒頭は「新型コロナウイルス」について記載する事になります。秋田県内では9月中旬に連続した感染確認があり、9月30日までの感染者数が52名(症例として累計は53例)となっています。感染拡大までは至っていませんが“職場内”や“家庭内”など様々な場所で感染が確認されています。決して感染された方が悪いわけではなく、誰にでも感染する可能性はあります。「新型コロナウイルス」は身近に潜んでいると常に意識して、感染防止対策の「マスクの着用」「手洗い(消毒)」「うがい」を確実に実施し、クラスター発生の予防である「三密」を回避した生活「withコロナ」を心掛けましょう。個々人の取組みや意識が感染拡大防止の重要な要素になっています。

 毎回記載していますが、ご自身の生活もある中で未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、そして治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様には本当に敬服致します。逼迫した状況ではありますが、くれぐれもご自愛下さい。

 又、これからの季節はインフルエンザ流行の時期になっていきます。新型コロナウイルスだけでなく季節性インフルエンザにも注意して体調管理をしっかり行ない、日々の生活を送りましょう。

2020.10 boss ②

 先日、秋田市内で開催されたフォーラムに参加しましたが、その中で「就職希望高校生の県内就職率」についての話があり「秋田県は約60%程度」「全国第1位は富山県で約90%程度」との事実を知りました。後日、調べてみると様々なデータがありましたが、文部科学省の2019年12月31日時点でのデータを取り上げて確認してみました。
 2019年12月31日時点で高校3年生の全就職希望者における県内企業への内定者数の割合は、秋田県では64.85%で全都道府県の中では第36位と非常に低い水準でした。因みに同年の第1位は富山県で92.67%と本当に高い水準です。当たり前の事になりますが、秋田県では100人の就職希望高校3年生の内35人前後が県外での就職となりますが、富山県では100人の就職希望高校3年生の内7人程度しか県外での就職をしないという事になります。同年の秋田県における実際の数値では就職希望高校3年生2,438名の内、857名が県外での就職をしています。様々な事情や理由があるのかもしれませんが、少し寂しく感じます。この事は単に就職に関する事実としてだけではなく、社会的問題「少子高齢化」「人口減少」に直結していると思います。
 又、様々な全国調査の中の1つ“地域版SDGs調査”で行なっている調査項目に「幸福度」と「満足度」についての都道府県ランキングがあります。調査内容は、各都道府県の同数住民に対して「あなたは幸せですか」「あなたは生活に満足していますか」と質問し、5段階評価で回答を得て集計した結果となっています。就職希望高校3年生の県内就職率データと同じ2019年で秋田県の「幸福度」「満足度」を確認すると、、、、、どちらも最下位47位との調査結果でした。結果だけをみると、全国で1番幸せではない、生活に満足していない“秋田県”となります。以前にもこの結果を耳にした事はあったかもしれませんが、自身で調べて直面して非常にショックです。

 今回調べてみた「就職希望高校3年生の県内」「就職率データ」と「地域版SDGs調査の都道府県“幸福度”“満足度”ランキング」を合わせてみると、全ての結果において上位10位以内にランキングしているのは“石川県”“愛知県”“三重県”“滋賀県”でした。この4県には何か共通の特性や取組みやがあるのかもしれません。因みに秋田県を含む東北地方は全ての結果において下位にランキングされています。何とも言えない結果に気持ちが沈みます。
 今回の問題に対して、行政や各種団体などが様々な取り組みを実施して改善を行なっている事は認識しています。又、簡単に改善される事ではない事も理解しています。
 決して他人事ではなく当事者として深く考えなくてはいけないと思います。そこで私は何をするべきか?を考えてみました。その結果、私は秋田で“満足している”“幸せ”な楽しい生活を送ろう、その為に働こう、そして未来ある若人に対してその姿を見せようと思います。我々大人が秋田で楽しんでいる姿を見せれば、その姿を見ている若人(高校生など)が「秋田で暮らす(働く)のも悪くない」と感じるのではないでしょうか。(最終的には「秋田で暮らしたい(働きたい)」が理想ですが、、、、、)
 綺麗ごとで言葉では簡単に記載出来ますが、非常に難しい事かもしれません。しかし私を含めた秋田県民1人ひとりが、その気持ちを持って生活する事により、少しずつ変化すると思います。
 その結果として将来的には秋田県の“幸福度”“満足度”ランキングも少しずつ上昇し、就職希望
高校3年生の県内就職率も改善されると考えています。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和2年10月

2020.09.01 | 社長だより

社長だより vol.67

 未だ「新型コロナウイルス」の猛威が収まりません。秋田県内でも8月上旬にはクラスターが発生し、その後には1度感染された方が再度感染するなどの事例が確認されて8月31日までの感染者数が48名(症例として累計は49例)となっています。当初は“夜の街関連”での感染拡大が問題となっていましたが、現在は“夜の街関連”だけではなく“職場内”や“家庭内”など様々な場所での感染が確認されています。又“感染経路不明”も全国的には増加しています。決して感染された方が悪いわけではなく、本当に「新型コロナウイルス」は身近に潜んでいると考えられます。感染防止対策に配慮した「withコロナ」の生活をまだまだ送り続けなくてはいけません。

 毎回記載していますが、未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者、そして治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様には本当に敬服致します。逼迫した状況ではありますが、くれぐれもご自愛下さい。

 突然ですが皆さんは「あなたの趣味は何ですか?」と聞かれたら何と答えますか。簡単に答えられる人もいると思いますが、答えに困る人もいると思います。私自身が最近よく聞かれるのですが、非常に答えに困ります。何か格好良く答えなくてはいけないと思ってしまいます。勝手に“自慢出来る趣味”“誇れる趣味”とは何かなどと考えてしまいます。そこで本来の「趣味」とは何か調べてみたところ2つの意味がありました。

 ①「仕事や職業としてではなく、個人が楽しみとしている事柄」
 ②「どういうものに美しさやおもむきを感じるかという、その人の感覚のあり方、好みの傾向」

 今回話題にしている「趣味」とは①に関する事となります。単純に考えると“好きなものや楽しい・面白いと感じる事”になると思います。つまり自身の感覚や判断で自由に「趣味」と決める事が出来ますし、習得度や頻度や経験年数、上手い下手など一切関係ないという事になります。自身が“定量(数値や基準)”ではなく“定性(状態や気持ち)”で選択や判断して、自身の「趣味」として決める事が出来ます。冒頭私が記載した、格好良くて“自慢出来る趣味”“誇れる趣味”との考え方とは違います。「趣味」の基準が“好き”や“楽しい・面白い”という事、更には自分の感覚で自由に決める事が出来ると改めて気付かされました。今後は、私自身が楽しく面白いと感じ、好きで行なっている事を習得度や頻度、上手い下手に関係なく、素直に自分の「趣味」として話をしていこうと思います。

 ところで先程の“定量”と“定性”ですが、様々な目標設定で必ず必要となります。“定量目標”とは、数値目標ですから評価が容易で誰でも同じ判断になると思いますし、基準も数値なので達成したかどうかも一目瞭然です。一方で“定性目標”とは、状態目標ですから評価が非常に難しく、判断する人によって評価が変わると思います。判断する人の基準での評価となり、評価される人にとっては曖昧であまり明確だとは感じられません。評価する人は「趣味」の選択のように自身の感覚で自由に判断が出来づらい事になります。評価される人と評価する人の双方にとって非常に難しい事になります。全てを“定量目標”で表わす事が出来れば良いのですが、それが出来ない事の方が多いと思います。業務でも業務以外でも目標達成に限らず、何らかの状態を“定性(状態)”で判断される事、する事は必ずあります。判断される場合、判断する場合でもお互いの基準や感覚や感性の意思疎通が重要であり、普段からのコミュニケーションが必要だと思います。

 冒頭の「趣味」の話題からは少し離れてしまいましたが、人は生活する上(もしくは業務を遂行する上)で人との関わり合いやコミュニケーションは必要不可欠です。しかし現在のようなコロナ禍では様々な制限や制約があります。これほどまでに人との関わりや外出などを我慢し、コミュニケーションがとれなかった事はなかったと思います。しかしこんな時だからこそ、今までの自分自身の基準や判断、コミュニケーションについて思い出して、考えてみるべきだと思いました。そして今後は、今まで以上に人との関わりを大切にして、何気ない自由に感謝しようと思います。

 どんな時も自身の楽しめる「趣味」でリフレッシュして日々を過ごしていきましょう。近いうちにコロナ禍以前の自由で平穏な日々を過ごせる事を切に願っています。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和2年9月

2020.08.03 | 社長だより

社長だより vol.66

 未だ「新型コロナウイルス」の感染拡大が猛威を振るっています。感染者の減少傾向から一転、首都圏を中心に増加傾向が続いています。秋田県内でも約100日ぶりの7月25~26日に感染者が確認されましたが、決して感染者が悪いわけではありません。「新型コロナウイルス」は確実に存在していますので、私を含めた誰でも感染する可能性があります。治療薬やワクチンが開発された訳でもない状況で「新型コロナウイルス」との共生「withコロナ」の生活を送り続けなくてはいけません。まだ本当に予断を許さない状況が続いていますが「新しい生活様式」を取り入れて乗り切りましょう。

 毎回記載していますが、未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者、そして治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様には本当に敬服致します。

 全国各地で「新しい生活様式」を取り入れて、様々な活動が「新しいスタイル」で再開しています。その中の1つとして、様々なスポーツも活動を再開しています。学生スポーツの代替大会の開催やプロスポーツの無観客開催、もしくは観客数制限での開催など、今までとは違う形「新しいスタイル」での開催となっています。観客の事前申請や抽選、入場時の検温やマスクの着用、観戦時のソーシャルディスタンスなど慣れない事の連続ですが、開催される事に意義を感じて慣れていくしかありません。結果的には、選手の素晴らしいプレーや頑張る姿を見ていると興奮や感動、勇気を頂く事が出来ると思います。
 私もスポーツ観戦は大好きで息子の試合を観戦したり、プロスポーツのTV中継を観戦したりします。その中でもプロ野球のTV中継を見ていて、普段は観客の声援で聞こえなかったバットに球が当たった瞬間の“音”の迫力や凄さには1番驚きました。「新しいスタイル」での観戦ならではの驚きでしたし、決して悪いことばかりではないと思いました。
勿論、これは日々の業務や生活でも同じです。「新しい生活様式」や「新しいスタイル」は慣れない事ばかりですが、否定的にならずに肯定的に受け止めて、行動していきましょう。その先には、常に新しい発見があるかもしれません。

 プロ野球繋がり?になりますが、今年2020年2月にお亡くなりになりました「野村克也さん」が私は大好きです。野球選手や監督としてというよりは、考え方や言葉に感銘を受けています。当社のホームページ5月の「社長だよりVol.63」に記載しましたが、私は本を読む事を少しだけ心掛けており「野村克也さん」の書籍も今まで3冊購入し、読ませて頂きました。今回はその書籍の1冊「野村の悟り」の中から2つの考え方(言葉)を紹介します。

『進歩とは、変わる事である』

変わる事は進歩であり、成熟する事である。変わる事に楽しみを見い出せ。変わる事は失う事ではなく、何かを得る事だ。

『“なぜ?”の積み重ねが進歩である』

すべてのものから学ぶ事が出来るという気持ちを忘れず、どんな時も“なぜ?”を自分自身に問いかける事だ。そうした“なぜ?”の積み重ねが進歩となるのである。

 皆さんは2つの考え方(言葉)を見て、どのように感じて、どのように考えましたか。
『進歩とは、変わる事である』について私は「変わる事は必要な事。変わる事=楽しんで何かを得る事」と理解しています。日々、時代やトレンドが変化しているのですから、変わらない事こそが失う事ではないかとも思います。当社でも“会社を変える”との意識を持ち続けて様々なチャレンジや業務改善を行なっていこうと話をしています。しかし一方では、伝統など事柄によっては“変わらない事の大切さ”がある事も理解しています。
『“なぜ?”の積み重ねが進歩である』については当社のホームページ6月の「社長だよりVol.64“理解と行動について”」の中で「何事でも“行動”には理由や意味があり、その本質を“理解”して、そして当事者として“行動”する事が必要」と記載した事に関連しています。本質を理解する方法が“なぜ?”ではないかと考えています。つまりは「本質を理解する事(見抜く事)=進歩」と私は理解しています。日本の大手自動車メーカーでも“なぜ?”を5回繰り返して物事の本質を見抜くと言われています。

 今回、冒頭で記載した「新しい生活様式」は本当に慣れない事ばかりですが、生活スタイルが変化する事は必要な事で、なぜ必要かをしっかり理解して活動しなくてはいけないと改めて思いました。そして「新しい生活様式」を受け入れて、率先して活動していく事で今まで無かった何かを得る事が出来るとも思います。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和2年8月

2020.07.01 | 社長だより

社長だより vol.65

 未だに「新型コロナウイルス」の話題が消えない日々が続いています。そして6月19日をもって全国的に移動の規制が解除となりましたが、新型コロナウイルスは存在します。治療薬やワクチンが開発されたわけでもない状況で新型コロナウイルスとの共生「withコロナ」の生活を送っています。まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、我慢と努力で乗り切りましょう。
 毎回記載していますが、未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々救い続けている医療従事者並びに関係者、そして研究者の皆様のご尽力には本当に敬服致します。

 6月中旬、ある日の夕方に自宅でニュースを見ていたら「株式会社コロナの社長のメッセージとして、社名が新型コロナウイルスを連想させる事により、社員とその家族が心を痛め、不安に感じているとの声を受け、社員とその家族を守りたいとの想いから2020年6月13日にメッセージ広告を新聞に掲載した」「社員やその家族への心無い差別や風評被害が相次ぎ、社会的な問題となっている」と耳にしました。その場ですぐには理解が出来ずに、その後ネットで検索すると関連した沢山の情報と共に掲載されたメッセージ広告を発見しました。

【以下、新聞掲載されたメッセージ広告です。】
コロナで働く家族をもつキミへ
まだまだ、世界中が新型コロナウイルスで大変な事になっているね。外で遊べなくなったりマスクをしなきゃいけなかったり、辛い事も沢山あると思います。そんな中でも私達コロナは、暮らしを豊かにする“つぎの快適”をつくろうと今日も頑張っています。コロナで働いてくれているキミのお父さんやお母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、叔父さん、叔母さん、お兄さん、お姉さんも一生懸命です。みんな自慢の社員です。家にいる時のイメージはちょっと違うかもしれないけど。
もし家族がコロナで働いているという事でキミに辛い事があったり、何か嫌な思いをしていたりしたら、本当にごめんなさい。家族もキミも何も悪くないから。私達はコロナという名前に、自分達の仕事に誇りを持っています。キミの自慢の家族はコロナの自慢の社員です。
株式会社コロナの社長より
※原文は全て平仮名とカタカナです。

 心無い差別や風評被害などは本当に寂しい事ですが、株式会社コロナの小林一芳社長のメッセージは優しくて何よりも社員とその家族を大切に想っている事が本当に伝わります。家族には小さな子供も当然含まれているとの事から、全文を平仮名とカタカナで掲載した事にも気遣いが充分過ぎるほど感じられます。私も小林一芳社長の素晴らしいお考えや気遣い、今回の行動や思いを参考にさせて頂き、日々業務に邁進したいと思いました。又、文字で思いや気持ちを視覚的に伝える事の大切さを改めて感じました。
(新聞への掲載と共に全社員に社長からの手紙として送られた事にも気遣い感じました。)
 そして更に、株式会社コロナの社名の由来を調べてみると「創業者が学生時代の実験中によく見たコロナ放電の発光色と石油コンロの青い炎が似ている事と、太陽の周囲に現れるコロナのイメージを重ね合わせ、石油燃焼機器を象徴的に表現し、かつ覚えやすく親しみやすい社名とした」との大変素晴らしい意味がありました。

 当社「秋田東北商事」の由来についてですが、もともと営業していた「東北商事」の秋田支店従業員が業務を継承し、昭和31年に会社を設立する際に「“秋田”の東北商事」との意味合いで「秋田東北商事」にしたと聞いています。地元秋田の会社、地元秋田との共生、地元秋田に貢献するとの意味合いだと私は理解しています。経営理念の中にも「地域社会へ貢献する」とあります。これからも地元秋田に当社が貢献出来るように頑張っていきますので、何卒宜しくお願いします。

 余談になりますが名前の由来繋がりで・・・・東京に住んでいる今年で21歳になる私の息子から先日の夜中12時過ぎに突然「父さん、俺の名前の由来って何?理由的な?」とメールが送信されてきました。翌朝そのメールに気づき、由来を丁寧な説明で返信しました。
その後に一言「お!めっちゃいい意味じゃん!」との返信がありました。意味が伝わったのなら良いのですが、視覚的に馴染めないメッセージに自分が歳を取ったと感じています。
(「 」内は原文そのままです。)

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和2年7月

2020.06.01 | 社長だより

社長だより vol.64

 未だに「新型コロナウイルス」の話題が消えない日々となっています。秋田県を含む39県では5月14日に緊急事態宣言が解除となり、その後に段階的に解除が進み、5月25日には全面解除となりました。そして6月1日からは県境をまたぐ移動についても一部の地域を除き、制限が緩和されました。しかし「新型コロナウイルス」が消滅したわけでも、治療薬やワクチンが開発されたわけでもありません。まだ予断を許さない状況が続いています。
 そのような状況下でも未知のウイルス「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々救い続けている医療従事者並びに関係者、そして研究者の皆様のご尽力には本当に敬服致します。

 皆さん「新しい生活様式」を参考にした生活を心掛けましょう。そして感染拡大防止に努め1日でも早く以前の普通の生活を取り戻しましょう。

 少し前の事になりますが、私自身もステイホームを実践して何気なく自宅でテレビを見ていたら東京大学医科学研究所の教授でウイルス学者である「河岡義裕(かわおか よしひろ)教授」が、とあるTV番組(●●大陸??)に出演していました。ご存じの方もいると思いますが「河岡義裕 教授」はインフルエンザ・エボラウイルスを専門としていて、1999年にはインフルエンザウイルスを人工合成するリバースジェネティクス(遺伝子操作系)を世界で初めて開発し、ワクチン開発に応用されるなど素晴らしい功績をお持ちです。数々の賞を受賞され、15年以上も前からウイルスの恐ろしさに警鐘を鳴らし、未知なる微生物の研究を続けているウイルス学の世界的権威です。今回政府により設置された「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」のメンバーとしても提言されています。
 恥ずかしながら「河岡義裕 教授」について私自身は初めて知りました。そして素晴らしい功績に驚くと共に、TV番組を何気なくではなく、しっかりと見入っていました。TV番組ではインフルエンザやエボラウイルスの研究、今回の「新型コロナウイルス」のワクチン開発への取り組みなど、専門的な事から一般的な事、教授ご自身の精神論に至るまで様々な内容が取り上げられていました。
 その中で1番印象に残り、考えさせられた事が「理解と行動」についてです。政府による緊急事態宣言における行動自粛について「理解して自覚する事が重要(他人事ではなく自身が当事者)」「ただ行動を自粛するではなく、なぜ行動自粛が必要か(重要か)を理解しなくてはいけない」「我々研究者は国民に理解をしてもらう努力をしていかなくてはいけない」などといった内容でした。
 私自身、今回の「新型コロナウイルス」や「緊急事態宣言」による行動自粛について「感染し重症化すると危険で行動自粛は必要」と思いながら、心のどこかで「都会の話」「秋田のような田舎では行動自粛は不要ではないか」などと思っていました。浅い理解と自覚の無さに気づかされました。
 この「行動と理解」は普段の生活や業務に対しても重要だと考えます。パターンとしては①理解し行動する、②理解せずに行動する、③理解しているが行動しない、④理解せず行動しない、になると思います。①が良い事は誰でも分かりますが、私自身は③になる事もあります。「やらなきゃいけない事は分かっているけど、今じゃなくても」などといった場面です。影響が及ぶのが自分だけであれば、それでも構わないとは思いますが、業務等では違います。一人ひとりが「どんな事でも“行動”には理由や意味があり、その本質を“理解”して、そして当事者として“行動”する事が必要」だと改めて思いました。しかし時には何も考えずに“行動”する事が、誰にでもあるかもしれませんね。
 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。
 

令和2年6月

2020.05.07 | 社長だより

社長だより vol.63

 この度、令和2年4月1日より社長職を拝命致しましたので、会長(前社長)の後を引き継いでこの「社長便り」を5月より更新して参ります。まだまだ若輩者の私ですが、今後もより一層社業に取り組んで参りますので、何卒宜しくお願い致します。

 今年になってからは「新型コロナウイルス」についての話題が出ない日がないように感じています。特に令和2年4月8日の安倍首相による「緊急事態宣言」以降、同月16日には対象が全国に広がり、不要不急の外出自粛要請など全国的に様々な自粛や対策を実施しています。勿論、当社でも「新型コロナウイルスについての対応」を掲げ、適時更新し行動自粛や感染防止に努めています。

 感染された方々の1日も早い回復を願っておりますし、更には医療従事者並びに関係者のご尽力には本当に敬服致します。

 1日も早く、以前のような平穏な日々を過ごせる事を心より願っております。
 私自身“書く事”に慣れておらず、数年前から文字(言葉や文章)に慣れる事を目的に“本を読む事”を心掛けています。当初は「ジャンルは問わず月1冊」と思っていましたが、初志貫徹とはいかずに現在に至ります。結果として読んだ書籍の数は多くありませんが、その中の1冊「孫子の兵法」について今回は少し書こうと思います。特別、歴史や三国志などに興味がある訳でもない私が購入した書籍に何故か「孫子」に関連した書籍が2冊あります。それだけ「孫子」に関連した書籍が今でも沢山出版されているのかもしれません。孫子に関しては諸説ありますが、一般的には中国戦国時代(春秋時代)の軍略家で、兵法や軍事論は今から約2500年以上前のものであるにも関わらず今でも読み継がれており、様々な事柄に応用が出来る“考え方”だとされています。勿論、私もそのように認識しています。今回はその「孫子の兵法」の中から1つの兵法(考え方)をご紹介します。

『利(り)に雑(まじ)うれば、故(すなわ)ち務(つと)め信(まこと)なる可(べ)し』

 ※言葉(表現)は、その書籍によって多少の違いがありますが、同様の意味となっています。

 現代語訳では「利益には必ず害悪の一面があると分かっていれば、その事業は必ず成功する」となっています。常に利益と害悪の両面を考慮に入れながら行動をするので、さしたる困難に直面することなく(仮に困難に直面しても)、物事を計画通りに進める事が出来るという考え方になります。
 皆さんもこの言葉や意味を見て、様々な考えが浮かぶかもしれません。私は「何事にも二面性(多面性)がある事を理解し、想定していれば成功する」「自身の考えだけに過信していると成功は出来ない(自身の考え方以外の様々な考え方も参考にすると成功する)」などと理解して、日々の行動や決断をするようにしています。今回ご紹介した兵法(考え方)以外にも様々な兵法(考え方)が沢山残されています。日本の戦国武将や偉人、現代の世界的著名人にも影響を受けた人物がいると言われています。皆さんも機会があれば、孫子の関連書籍を一度読んでみては如何でしょうか。
 今後も様々な話題を毎月更新していきますので、末永いお付き合いを宜しくお願い致します。

令和2年5月

2020.02.03 | 社長だより

社長だより vol.62

【いいものをみた】

 暖冬とはいえ、冴えかえる時などは温もりのある布団に執着が強くなり、あともう少しなどと寝ぼけていると、階下で朝食の準備をしている音が聞こえる。障子も雪明りがないのでまだ暗く早いと思うが、携帯が呼んでいる。申し訳なく暖まった部屋にのこのこ手すりにつかまりながら降りてゆく。着替えもそこそこに仏さんに急いで向かう。膝が悪いからと言って私は後ろにいて、足を投げ出し、漂う線香の煙を見ているだけ。実にいい加減なおつとめだ。

 食卓に着くとまず“がっこ”(『雅香』)を食べる。今は聖護院かぶと一緒につけた大根の“ビールづけ”。香りはかぶそのもの。歯触りは大根、漬かり具合といいなかなかの味だ。大半は私の腹に納まる。秋田では漬物を総称して“がっこ”といい、『何々がっこ、例えばいぶりがっこ・なすがっこ・みそがっこ』などと呼ぶ。数年前までは生大根を「なた」でざくぎりし、麹で漬けた“なたづけがっこ”が冬の定番であった。特に桶に薄氷が張るような時は絶品だ。この頃は直ぐに発酵して“漬かりすぎ、捨ててしまうのでつくらない”という。私はこの漬かりすぎのあめ色になったものが大好きで、どんぶり一杯でも食べられる。何とも暖冬がうらめしい。

 それでも今日は寒いからおでんがいいなと思って帰ると、ずばりおでんが出ていると思わず“にやり”とする。白い湯気とともに立ち上るおいしそうなにおいをかぎながらお目当てはもちろん大根。力を入れることもなく箸がすっと入る。あつあつをほおばると、離れて暮らす子供達にこれがマイ畑の大根と食べさせたくなる。

 腹の中から温めるのもいいが温泉もいい。先日家内と一泊で、県北の海沿にある温泉ホテルに投宿した時のこと。身も心も暖まる光景をみた。湯船から90歳過ぎのおじいさんに40歳過ぎに見える孫がおじいさんの頭や背中を丁寧に洗っている。気持ちよかったんだろう。おじいさんが頷いているのが見える。手すりを指して、転ばぬよう、“立つときは手すりにつかまって”とでも言っているのだろう。何度もなんども頷いている。私も両親をよく温泉に連れて行ったが、なんとなく気恥ずかしさが先に立ち、ついぞ背中を流してやったことはない。洗ってやったらきっと“喜んだろうな~”と、今更ながら悔やんでいる。

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 昨夜は風が強く、しばらくぶりで虎落笛(もがりぶえ)のような風を聞いて寝た。朝、静かなので期待して外を見たが“雪は降っていなかった(積もっていなかった)”。今年は“雪が降っている”中を歩いたこともない。雪がないと少しの風でも寒さをより感ずる。
 手元の国語辞典で「寒」の付く言葉を見たら寒何々がいっぱいある。その中で、寒害(寒さのために起きる農作物の被害)・寒心(ぞっとすること)の標記がある。はじめての言葉にお目にかかった。マイ畑の玉ねぎとニンニク、今年は雪の布団がない。大丈夫だろうか。「寒何々」とか「冬何々」とかが多いのは、日本人の生活に季節の影響が大きいことを反映しているのだろう。やはり降る時は降ったほうがいいにきまっている。

 社長だよりは、今月第62号をもって終了することにしました。長い間、マイ畑を中心に身の回りの出来事にお付き合いいただき感謝いたします。

令和2年.2月

2020.01.06 | 社長だより

社長だより vol.61

【シロネズミ】
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 お正月と言えば、お雑煮。我が家はつゆっこ餅。昆布と鶏の合わせ出汁。角切りの焼餅、具材はいたってシンプルで、鶏とみつぱそして蒲鉾。結婚して味噌仕立てからこのスタイルとなった。大晦日の年取りのお重を突っつきながら元旦に食べると新年を迎えた気になる。そして、体重が気になるころに七草粥となる。腹にやさしく野菜がごたごたはいった大好きなお粥。戦中・戦後のことはわからないが、贅沢な雑炊を食べると新年へ一層神妙になる。

 今年は子年。十二支の始めがなぜ鼠なのかの由来はとうとうわからなかった。そのうちの出会いをまとう。地方によっては正月に鼠というのを嫌って“嫁が君”というそうだ。言葉の歳時記(*1)に「養蚕の盛んな地域で蚕に害を及ぼすものとして鼠を非常に嫌い、鼠と言っただけでそこら辺から出てくるので、“嫁が君”とこっそりと言った」そうだ。また、「嫁が君と呼ぶ理由は、ヨノモノ・ヨモノ・ヨメゴなどとなまってヨメがキミとなった」と紹介されている。
 鼠はコメ・野菜を食い荒らすなど害をなすもの。昨年はマイ畑のジャガイモ・さつまいも・カボチャ・メロンをほとんど壊滅させたにっくき害獣でもある。また、『子の年は穀ミノラズ』というが他の干支でもおなじこと。自然災害は繰り返される。凶作に備えよと言っているのだろう。また、怪談めいた子規の有名な『行燈の油なめけり嫁が君』とかもあり、彼らには何の責任もないのだがその器用さが災いをなしている。

 そのかわいい姿に似合ういい諺がなかなか思いつかない。「子孫繁栄」が浮かぶものの、一方で“ネズミ算式で増殖”の表現はいろんな局面でより多く使われる。彼らの名誉回復にふさわしい言い回しかどうかは分かれるが、『天井で鼠が鳴くのは吉治が来る兆し(*2)』、くるくる立ち働くことを「コマネズミのように働く」がある。江戸時代には「あの大店(おおだな)のシロネズミ」という言い方があった。このシロネズミは主人に忠実な奉公人、番頭さんを指すと聞いている。なぜかというと「ネズミはチュウ(忠)と鳴くからだという。ネズミの中でも白いネズミは数も少ないので特に珍重されたのだろう*2」

 今年は一部エコノミストの間で、景気に変調をきたすのではとの予測がささやかれている。地道な商売を目指し、『ネズミにひかれないよう』シロネズミの経験と勘を大事にしよう。そして、「いまだかつてないとか、命を守る行動」などのニュースがないことを心から祈ります。

*1 言葉の歳時記(1月2日) 金田一春彦著  新潮文庫
*2 語源散策(十二支散策)  岩淵悦太郎著  毎日新聞社

令和2年.1月

2019.12.02 | 社長だより

社長だより vol.60

【佐竹本三十六歌仙絵】

 解体新書の挿絵を描いたことで有名な秋田藩士・小田野直武(おだのなおたけ)は秋田県角館の出身、本格的な洋風画を全国に先駆けて誕生させたことでも知られている。美術の副本でも近代絵画の欄では必ずと言っていいほど『不忍池図(重要文化財、秋田県立近代美術館所蔵)』が掲載されている。右半分に鉢植えの芍薬と右端に太い幹、左に池をはさんで対岸の景色を描いているあの絵だ。本物に出会った時、遠近の静かな佇まいに一人別世界に入りこんだような錯覚があったことをはっきりと覚えている。秋田の絵画は佐竹藩主に多くの名作が残されていると言われる。特に第八代佐竹義敦(よしあつ)、四代義各(よしただ)や九代義和(よしまさ)公などであるが、残念なことに没後は狩野画や秋田蘭画の発展を見なかったようだ。

引かれるように鎌倉時代の名品、現存最古と評される『佐竹本三十六歌仙絵』展覧会に向かった。『佐竹家は1917年に売りたて、手にした実業家は第一次大戦後の終結を契機に手放した*1」。佐竹家に所蔵されていたことに美術界ではたいへんな驚きがあったようだ。
 しかし、(現在の価格で約35億円とも言われる)高額で誰も購入できず、海外流出を恐れ分割し、財界人が籤で購入することとなった。この時の緊張のざわめきは『「画運-順次に内振る「青竹の籤(くじ)筒 遂に分かたれし三十六歌仙」と中外商業新報(日本経済新聞の前身)が1919年大正8年12月22日に報じている*2』。今年はその分割からちょうど100年目、離ればなれになった歌仙絵37枚のうち31枚が京都で再会することとなった。
*1 10/29 秋田さきがけ新報 佐竹資料館講演会から
*2 10/21日本経済新聞23ページ

以前から佐竹本三十六歌仙絵で気になっていたのは、なぜ佐竹家に所蔵されていたのかの流転と、これだけの名品をよくもバッサリと裁断することに気が咎めなかったかである。分割で共有と言いながらも切った行為があまりにも味気なく、あるいはどさくさ紛れでなかったかと思っていた。
 ところが、もともと一枚一枚の歌仙絵であったものを張り合わせしたことをNHKテレビで知った。分割するときは腕の立つ表具師が細心の注意で剥いだとのことで納得しないがわかる気もする。

 照明を落としたガラス越しの歌仙絵は和歌を踏まえた肖像と言われる。右の坂上是則(さかのうえのこれのり)は目を凝らしてみると、遠くへ思いをはせるような目の表情や“寒さのための赤い頬”などその繊細な描写へ心が惹かれる。
 また、所有者によって趣向を凝らした表具にも目を見張る。『中世の絵を切り取り、「表具・肖像・歌」が一体となって』その存在価値をかけがいのないものにしている。
(上記『 』・下記和歌・口語訳とも開催パンフレットから)
 和 歌   みよしのの 山の白雪 つもるらし ふるさと寒く なりまさりゆく
 口語訳  吉野の山には雪が積もっているだろう。奈良の都も寒さがましていく

 会場には歌仙絵のシミなども本物と寸分違わぬ複製もガラスケースに展示されていた。一枚いちまい2~3ミリ重ねて張り合わせていたことも下からの照明で“確認”できた。長い間の小骨が取れたようだ。
 今冬は秋田県立近代美術館(横手市)や秋田市立千秋美術館の企画展で秋田蘭画をじっくりと楽しむことにしよう。そして新年を新たな英気で迎えよう。

令和元年.12月

2019/12/16 1行目の「佐竹藩士」を「秋田藩士」に訂正する。

2019.11.05 | 社長だより

社長だより vol.59

【身に入む(みにしむ)】

 台風15号・19号の爪痕はただただ凄まじい限りで、被害に遭われた方には心からお見舞いを申し上げます。自然の仕返しなどとは思いたくもないが、「災害は忘れたころにやってくる」というのは昔の言葉になったかもしれない。次から次と襲ってくる『過去に経験したことのない』という気象庁の表現に体が強ばる。自然は嘲笑っているのではないだろうが、どうしたものだろう。

チョッキ

 あの暑い夏が去って、過ごしやすい天候になると夜も長くなる。灯火親しむ侯となるのだが、特別読み残している小説を読むでもなく、母親が古毛糸で編んでくれたチョッキを着て、定番の粗大ごみ、“ごろっ”とよこになってテレビのチャンネルを回している。
 チョッキは3枚あり、1枚はUさん、そして私と家内に遺された。女性用は腰までの長いものだ。三枚共ボタンが左前で女性向けである。着るときはいつも勝手が違うので着にくい。この頃はボタンを外さず、かぶることにしている。大きめに“だぶっと”編まれて着心地もよく、今の時期手ばなされない。毛玉もだいぶ目に付くようになった。

 Uさんの夫君は元国語教師。早期退職して読書(と散歩)三昧の生活だ。月に1~2回は老々介護というわけでもないがご高齢の二人暮らしの様子見を兼ねて遊びに行く。いつお邪魔をしても“はい、どうぞ”と嫌な顔もせず歓待していただく。何かを相談するというのでもなく、“ガッコ漬けた”とか“草むしりをした”とか、ただ毎日の生活を話している。最近、Uさんは“腰が痛い”などを繰り返すようになった。その度に夫君は“それが歳をとったということ、嘆く必要もないよ”とさらっと返している。今まで何度か言われても聞き流していたせいもあるが、この頃“嘆く必要もない”を聞くと素直に腑に落ちるようになった。

ブナの紅葉

 このご夫婦、日常生活、買い物、旅行など一切飾ることをしない。会話でもお互い気兼ねなく喋っているように見える。ただ、Uさんは夫君とすれ違いがあるときは、“私はわたし、お父さんはおとうさん”が口癖なのでその時を察知したときは家内と話を聞くことに徹している。Uさんは最近耳が遠くなったせいか大きな声で話す。すれ違いの時も、そしてよく笑う。誠に羨ましい自然体である。

カラスへの贈り物

 最近、夫君から身につまされるような話があった。いわゆる『断捨離』に話が及んだ時のこと。“死んでから残された人への思いやりで、生前に身の回りを整理しておく必要はない”というのだ。そして、重ねて言う。“死んでから自分がどうされようと分かる訳もなく、家族がやりやすいようにしてくれればいい。最近の断捨離が当たり前のような風潮には辟易する”という。

 私もそう思うが、遺族への思いやりというのではない。ただ単に、身の回りの整理がつかず、ものに囲まれているような生活なので、大事なものはきちんと残すことが必要だと思うだけだ。淡々としたU夫妻を見て羨ましく、中途半端な自分に嫌気がさすときもある。この期に及んでだ。きっと日々の生活に素直に感謝する心がないからだろう。秋風は身に入むばかりだ。

令和元年.11月

2019.10.01 | 社長だより

社長だより vol.58

【つれづれに】

 この頃、盛岡への行き来は国道46号線(仙岩道路)を通ることがほとんどだ。入社してすぐの社員慰安旅行で、工事中の46号線を横に見てつづら折りの国見峠を数台の社有車でつなぎ温泉に向かったことがある。頂上付近は霧が濃くて5メートルも離れれば声でやっとわかるぐらいであった。ブロッケン現象が起こるのではないかと思うような天候だったと思う。山頂は茫々としており周りを見る余裕もなく固まって写真を撮った気がする。手もかじかみ、当時の山の上の「峠の茶屋」で甘いおでんをほおばったことを通るたびに思い出す。
 峠の紅葉はまだまだ早いが、もう2~3週間もすればこの深緑が杉を残し全山黄色くなるなんて信じられないほど見事に葉の一枚一枚を変葉させる。トンネルを出るたびにそのあるはずもない紅葉がもしかしたらと心がせく。この峠の一番の見ごたえのある所に大きく膨らんだ路肩がある。窓を開けると山の冷気が肌にいよいよ秋を知らせる。

 「肌寒(はださむ)」という季語があるが、秋だけでなく例えば真夏に鍾乳洞に入って冷たさを感じた時など「肌寒い」と使える“万能季語”とも言える。金田一晴彦氏の『言葉の歳時記(新潮文庫)』に「肌寒」は“日中は汗ばむほどだが朝や晩はぐっと冷え込んで上衣がもう一枚ほしくなるような寒さ”と表現している。更に「そぞろ寒」と言えば、“秋になってそろそろ寒さが感じられるころ”、そして、「漸寒」という言葉が出てきた。“ややさむ”とふり仮名がある。“秋も終わりに近づいていよいよ寒さが厳しくなるころ”だそうだ。

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 朝、寝室の出窓の障子を開けるとヒヤッとした透明な冷気が流れ、思わず、“ぶるっ”とする。こうした秋の寒さのことを昔から使ってきた言葉として、「朝寒(あささむ)・夜寒(よさむ)」があるとして、歳時記に載っていた。同氏が言われるように、折々に“日本人の肌はそれだけ季節の移行に敏感である”と言えるのかもしれない。

 また、秋と言えば、意味も分からず、“もののあわれ”や“心にしみる”などの言葉も出てくる。この二つの言葉に秋めいた意味はないと思うのだが、なぜか、秋の感傷を感ずる。“あわれ”と言うと、徒然草の第十九段に『折節の移りかはるこそ、もののあはれなれ もののあわれは秋こそ勝れと人ごとに言ふめれど、それもさるものにて・・』 (角川文庫、ビギナーズ・クラシック、徒然草)とある。意訳では「四季の移り変わるようすは、何につけても心にしみるものがある。心にしみる味わいは秋が一番深い、と誰もが認めているらしい。それはそれで一理はあるが・・」と訳されている。理由はともかくとして、遠い昔から日本人は移り行く季節に何かの哀歓を感じてきたのだろう。

 今年のマイ畑。カラス・鼠、犬に荒らされたが、二人で食べるには充分であった。白菜・キャベツ・ささげ・きゅうり・ナス・カボチャ・みょうが等よく食べた。収穫量は少なかったが人参は格別歯ごたえもありうまかった。今年デビュー野菜で見逃せないのは椎茸だ。昨年購入したほだ木に自分で駒を打ったものだが、肌寒くなってからよく出てくる。見逃して手のひら大になるものもあるが、厚肉で形のいいものは当然酒蒸しだ。

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 又、毎年作付けする小豆は不ぞろいで売り物にはならないが、約3.2キロの収穫ができた。外で篩の下に扇風機を置き、鞘のカスを吹き飛ばすのだが意外と効率がいい。部屋に戻って、虫眼鏡で虫食いや固そうな皴のよったもの、さらに腐って固まったものをえり分ける。ボケ防止で、左手でつまむ。なかなか面倒だが癖になる作業だ。今年の冬はいよいよ念願の自家製“本格水ようかん”、限界まで甘みを抑え、小豆の味を楽しむつもりだ。

令和元年.10月