秋田東北商事株式会社

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2024年04月の記事一覧
2024.04.01 | 社長だより

社長だより vol.109

今日から新年度、令和6年度がスタートとなります。皆様、新年度も何卒宜しくお願い致します。そして4月は新たな出会いの多い時期になりますね。業務上でも普段の生活でも新たな出会いには楽しみだけでなく不安を抱える方も少なくはないと思います。しかし新たな出会いには思いがけない気付きも多く含まれると考えられますので、是非ともポジティブに捉えて新たな出会いを“楽しんで”日々の活動や生活を送って下さい。

出会いは、普通に考えれば初対面になると思います。そして初対面で相手の情報が何もないとき、最初に目にするのは「顔/身なり」です。「人は見た目が9割」などと言われるように、最初に抱いた印象が、その後の対応に影響してしまうと言われています。“顔”は別として“身なり”は日頃から気を付ければ何とかなります。(身なりについて私も日々“TPO”に気配りしているつもりですが、、、)
そして、その印象を確定させたり、変化させたりするのが「言葉(会話力)」だと思います。私は今まで“社長だより”で“語彙力”について5回ほど掲載しましたが、未だに自身の語彙力(言葉/会話力)の無さを感じながら日々精進しています。
今回はその「言葉/会話力」に関連した「敬語」について、最近読んだ雑誌の中にあったコラム「“デキる!”と思わせる敬語の使い方」の中から以下に少しだけご紹介致します。

【以下、記事の抜粋になります】
敬語は難しいと、多くの人が感じるのは何故でしょうか。敬語は、距離感を置くことによって相手への配慮や敬意を伝える言語的な「道具」です。適切な敬語とは、不動の正解といえるような型があるわけではありません。相手と自分の関係性(上下関係や親疎関係)や状況に応じて、ふさわしい敬語を柔軟に選ぶ必要があります。敬語には従来の尊敬語、謙譲語、丁寧語に丁重語、美化語が加わり合計5種類あり、改まり方の度合い(丁寧度のレベル)も多様です。しかも相手、状況、トピックによってふさわしい敬語の種類を、その場その場でチョイスして使わなければなりません。難しいと感じるのも当然です。( ~ 中略 ~ )
『言葉は生もの、絶対の正解はない』
敬語を「使われる側」のときについて考えてみましょう。部下から「この本、拝読してもらえますか。」などと謙譲語を使われたり、それほど親しくないと思っている人から「あ、どうも。久しぶり。」とタメ語を使われると、不愉快になることはありませんか。
そこで私からの提案です。敬語の失敗に対して、太っ腹な気持ちで接してみては如何でしょうか。たとえ尊敬語を使うべきシーンで間違って謙譲語を使われたとしても、敬語を使おうとしている時点で「この人は私に敬意を示したいのだな。」とわかるはずです。タメ語を使われたときは「この人は、自分と親しくなりたいと思っているんだな。」と考えればよいと思います。
言葉は大事ですが、もっと大事なのは相手の気持ちです。この言葉によって何を伝えたいのか、バカにしているのか、敬意を示したいのかはすぐにわかるはずです。言葉は発するほうの配慮も大切ですが、受け取る側が相手の意図を汲む姿勢も大切です。
敬語に絶対の正解はありません。少し前まで正しいとされて言葉も、時代によって変わっていくからです。

今回ご紹介した「敬語」について、皆さんは何を思いましたか。私はまず「敬語」が尊敬語、謙譲語、丁寧語だけでなく、丁重語(ていちょうご)、美化語(びかご)を加えた合計5種類ある事を知りませんでした。因みに「丁重語」とは、自分の行為などを相手に丁重(礼儀正しく、手厚いこと)に述べる言い方になり、「美化語」とは、物事をきれいに(上品に)いう言い方になるそうです。
そして私も「敬語は難しい」と感じている1人です。難しいと感じている理由は、5種類の敬語(情けないですが、今回コラムを読むまでは3種類だと思っていました、、、)の区別も曖昧で正しい使い方も理解していないからだと考えます。本当に“語彙力”や“言葉/会話力”の無さを痛感します。
しかし今回ご紹介したコラムでは「敬語に絶対の正解はない」「大事なのは気持ち」と書かれてあります。ここは得意のポジティブシンキングで、間違いがあっても良いから気持ちを込めて敬意を示していこうと強く思いました。又、敬語に限らず「受け取る側が相手の意図を汲む姿勢も大切」との考え方も頭の中に入れて、業務や日々の生活を送ろうと思います。

長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

2024.04.01 | 事務美貌録

第99回投稿 事務美貌録 4月号

皆さんお久しぶりです。今月は「N」が担当します😊よろしくお願いします!
今日から4月ですね!私はこれからも初心を忘れず、いろいろな面で様々なことに挑戦していきたいと思います!

ところで、皆さんはお家でペットを飼っていますか??

私は先月4歳になったトイプードルの女の子を飼っています。

この子の名前は「紫響」です。なんて読むか皆さんわかりますか??答えは最後の方で!
名前の由来は某有名人「H・S」さんのようにたくさんの人から愛されますように。たくさん耀きますように。という思いを込めて名付けました。トイプードルはもともと賢いと言われており、ワンちゃんを初めて飼う方にもおすすめで比較的お世話がしやすいとのことで私の愛犬も小さい頃からお手やお座りなどたくさんの技を教えてきていたので、今では約14個の技ができます。1つ紹介すると、「紫響ちゃん」と呼ぶと「はーい」と右手をあげます!!凄く賢い反面、凄く甘えん坊で寂しがり屋で常に人にくっついているほどの甘えん坊です(笑)私の愛犬のお話はここらへんで。

ここでペットを飼う事のメリットを紹介したいと思います。(デメリットはあえて紹介はしません。)
① 泥棒対策になる
② 生活リズムが規則的になる
③ 運動不足が解消される
④ 千切れんばかりに尻尾を振って無償の愛を与えてくれる
⑤ 癒しを与えてくれる
⑥ 家族の会話が増える
⑦ イベントが増える
⑧ 辛い時や悲しい時に慰めてくれる
⑨ ペットを通じてのお友達が増える
⑩ あなたにかけがえのない宝物を与えてくれる

ペットを飼うことは簡単なことではありません。ですが、それ以上に人間に癒しや愛をたくさん注いでくれます。その分人間もたくさんの愛情を注いであげることによって家族の愛がより一層深まるのではないでしょうか。ペットを飼っている人も飼っていない人でも少しでもペットの良さが伝わればいいなと思います。

以上、紫響(しゅら)でした!あ、違った💦以上、「N」でした~

2024.04.01 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.45

【偶 然】

 心の底にずうっと何か引っかかるものがあって、それがたまたま現実に見えるものになったときを「偶然」と解しているが、いいだろうか。
先日、東京の某デパート10階にある蕎麦屋を出たら、一回り上の先輩とばったり。今回の上京で、秋田を出るときから電話をしようかと何度も思いながら“迷惑だろうな”と逡巡した結果であっただけにその偶然には驚かされた。8年ぶりだった。

 先輩は今年91歳のはず。大方の同年代の方は腰が曲がったり、杖をついたり、大体外出そのものをしないものだろう。しかし、先輩はしゃっきりと背筋ものび、どう見ても十歳は若く見える。
“Tさん、Tさん”、恐るおそる声をかける。怪訝そうに私を見つめる。“近藤さん!”私もマスクをしていたので、Tさんも不安そうに私の名を呼ぶ。”どうしてここにいるの、どうして電話をしてくれないの”と不満げに声を続ける。私がなぜここにいるのか手短に話すが、さらに畳みかけるように話してくる。何とも驚いた。

 それから1週間、また「不思議な出会い」があった。家内の買い物アッシーで時間があるようなので、近くの“床屋さんに行く、車で待っていてくれ”、と向かった。時間もよかったのか4人が長椅子で待っていた。“早く終わるな、よかった”、と腰を沈めた。周りを見ると全員がスマホをじっと見つめている。東京出張でも乗客の多くがスマホを見ている。“秋田も同じだな”。

 実は長椅子に座わるとき、“あれ、Mさん?M教授”、と頭をかすめたがいつもの眼鏡がない。確信が持てず声もかけず少し離れて座った。気になる、あの髪型、大学院の教授にしては珍しいスポーツ刈り、体もがっしりしている。間違いない。M教授だ。声をかけてみようかと思ったが近いうちにお会いすることになっている。話も筒抜けになるのでやめた。Mさんにはまだ世の中で確立されていない研究をお願いしている。少し灯りが見えてきたところだ。
 毎日でもせっついて研究を進めてほしい。しかし、そうもいかない。心だけがはやる。お目にかかったとき、床屋の一件を話したらどんなお顔をされるだろう。うまくつながればいい、と思う。これも望んでいた、偶然か。      

                                          近藤嘉之