秋田東北商事株式会社

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2022年04月の記事一覧
2022.04.01 | 社長だより

社長だより vol.86

 今日から新年度、令和4年度がスタートします。4月は入社や入学などで新たなスタートが沢山行われる時期ですね。先月も少し触れましたが、当社にも新しい仲間が2名加わり、社会人としてのスタートとなります。誰でもスタートする時には少なからず不安や心配があるかと思いますが、失敗を恐れずに実行(行動)する事が大切です。私は「やらないで後悔するより、やって後悔した方が良い」との思いで行動や決断を行なっています。新たなスタートを迎えた皆さん、分からない事も沢山あると思いますが、是非とも勇気をもって一歩踏み出す事(行動する事)を心掛けて、日々の活動や生活を送って下さい。今までと違った環境の中にも必ず“楽しみ”や“喜び”があるはずです。

 何はともあれ皆様、新年度も何卒宜しくお願い致します。

 以前“社長だよりvol.78,voi.79”で“語彙力”について掲載しました。日々研鑽を積んでいるつもりですが、中々難しい事です。常に頭の片隅に意識して日々の生活を送っているからなのか、様々な雑誌やメディア等で“語彙力”についての特集や記事を目にする機会が多々あります。今回は最近読んだ雑誌の中にあった「言葉を選ぶ力=語彙の運用力(言い換え)」について以下にご紹介致します。

『簡単な形容詞に頼らず、自分の思考を深堀して言葉をチョイスしよう!』
 人は何かに触れたとき、最初に出てくるのが“すごい”“やばい”“えぐい”などの形容詞だそうです。形容詞は自分の主観を直感的に表現でき、相手の共感を得やすい便利な言葉ですが、反面にその場の詳しい状況は伝わりません。形容詞を使わずに動詞で表現する事は簡単ではありませんが、自分の思考を深堀りして言い換える事で「言葉のチョイス=語彙の運用力(言い換え)」が身に付くそうです。
【例文】
●大谷翔平選手はすごい → 大谷翔平選手は打者でも投手でも超一流の結果を残している
●生で見ると大相撲はすごい → 生で見ると大相撲は迫力に圧倒される
●羽生結弦選手への声援がすごい → 羽生結弦選手への声援がリンク中に響き渡る
※“すごい”の他にも“やばい”“おもしろい”“やる(やっている)”など
●旅館のサービスがやばい → 旅館のサービスが本当に質が高い/かなり劣化している
●ドラマがおもしろい → ドラマが意外な展開が多く、一度見始めるとやめられない
●イベントをやっている → イベントを開催している 班長をやっている → 班長を担当している

『理知的な表現で、自分自身の価値を高めよう!』
 ビジネス文章などで意味が同じでも、大人の表現“語彙力”のある表現に言い換えるだけで文章のイメージが大きく変わります。
【例文】
●近年、状況がよくなった → 近年、状況が好転した/改善した
●現場の状況が十分にわからない → 現場の状況が十分に把握できない
●実施はどうやっても、不可能です → 実施は到底、不可能です

 今回紹介した「言葉のチョイス=語彙の運用力(言い換え)」を読んでみて、皆さんはどのように感じましたか。例文以外にも言葉(ワード)として「問題点→改善点」「地味→素朴」「古くさい→伝統的」「安物→リーズナブル」「臆病→慎重」などがありました。同じような意味合いをもつ2つの文章や言葉ですが、印象が違います。以前にも記載しましたが、本当に日本語は難しいですね。しかし日本人として生まれた以上、場面や関係性に合わせた言葉のチョイスで、伝えたい事を正確に発信出来る様に日々精進していきたいと改めまして思いました。

 最後になりますが、今月も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。全国各地域を対象とした「まん延防止等重点措置」は3月21日に全て解除となりましたが、感染の収束に向かっている感じはありません。重症化リスクは低いとされていますが“0(ゼロ)”ではありません。
 そのような中で秋田県内でも感染拡大に歯止めがきかず、昨日は『284名』の感染確認がありました。3月31日時点で累計感染者数が16329名となりましたが、3月の1ヵ月間で6800名の感染者が増加した事になります。現在は入院者数81名(うち重症者2名)、宿泊療養者数83名、社会福祉施設等療養者29名、自宅療養者1799名、入院等調整中306名といった非常に深刻な状況が続いています。
 未だに私を含めた誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性が非常に高い状況です。私達が出来る基本的な感染防止対策を確実に行ない、コロナウイルスに臆する事なく日々を過ごしていきましょう。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。

 更に毎回記載していますが、変異を繰り返す「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を昼夜を問わず日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。くれぐれもご自愛下さい。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

 令和4年4月

2022.04.01 | 事務美貌録

第75回投稿 事務美貌録 4月号

 はじめまして。4月号から事務美貌録に参加させていただく「J」が好きな「N」です。よろしくお願い致します。

 ドキドキ、ワクワクを胸に皆さんの前に立ち挨拶をしてから1年が経ちました。この1年間は本当にあっという間でした。この1年間を振り返ってみて、自分なりに成長したなと思う部分は電話の対応です。初めのころは電話に出ることで精一杯でしたが、今では相手がどこの会社の誰なのか、どういったご用件なのか、を聞き正しく伝えられるようになってきました。(今でも間違えてしまい皆さんにはご迷惑をおかけしてしまうことは多々ありますが、)また、正しい言葉遣いができるようになったことがこの1年間で自分的に思う1番成長したなと思う部分でした。

太平川の橋から見た桜

                 

            

「愛犬と桜」

 さて、話は変わりますが、4月と言えばお花見です。新型コロナウイルスが拡大するまでは、毎年千秋公園や太平川でお花見をしていました。屋台でたくさん美味しいものを食べていたので、桜を見るというよりかは「花より団子」でした。しかし、新型コロナウイルスが拡大してからは、桜をじっくり見ることが増えました。太平川はずらりと桜の木が並んでおり、橋から見る桜はすごく魅力的です。また、夜になると提灯の光と桜が絶妙にマッチし、昼とは違った桜が見られます。今年の秋田市の桜の開花は4月14日、満開は4月19日予定だそうです。

「夜の桜」


 また、4月といえば新しいドラマが始まります。私がこの春1番注目しているドラマはシリーズ史上最大となる「金田一少年の事件簿」です。どのような事件が起こるのか、5代目金田一一はどのように事件を解決していくのか、すごく楽しみです。
皆さんもぜひ、ご興味がございましたら4月24日日曜日初回夜10時スタートなのでご覧ください。

 以上「J」が好きな「N」でした。

2022.04.01 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.22

 岩手県北上担当のKです。皆様いかがお過ごしでしょうか。ほんの少しの間だけお付き合いいただけましたら幸いです。

 いきなりではありますが、今のコロナの時代というのは音楽演奏を趣味としている人にはつらいものです。私は幸いにも引っ越して生きた北上市には素晴らしいリハーサルスタジオがあり、又こちらで知り合ったドラマーの方が所有している、趣味のスタジオの無制限利用許可と言いますか、ご厚意で使用させていただいているおかげもありまして何とか個人修練を不自由なく継続することができています。とてもありがたいことです。

 ジャズ漫画「ブルージャイアント シュープリームス」にジャズは個人に特化した音楽、という言葉があったのを憶えています。ジャズはその根幹にアドリブプレイがあります。その瞬間毎にその人だけのオリジナルの音楽を創造することを優先順位の最上位と位置づけ、楽譜上のテーマやコードなどの曲の枠組みはアドリブのためにあるイメージの投影だと私は考えるのです。

 私にとってジャズを演奏するときの幸福というのは、リズムセクションや他のフロント楽器の方々と一緒に演奏することで、人それぞれの音楽を体感できることです。みんなで一緒に一つの物を作ろう、というのとは少し違っていて、ボクシングや格闘技みたいにお互いにスパーリングや試合をしてお互いを高めあうというイメージなのです。試合が終わったらお前と俺はトモダチだって感じになれたら最高ですね。

 つい先日、私の学生時代の大先輩でもあり師でもあるジャズトランペット奏者が出演するライブ演奏を山形市で拝聴できる機会に恵まれました。コロナ禍に入る少し前に、一度体を壊されたと聞いていましたのでずっと心配していたのですが、お元気そうな姿を拝見して安心しました。

 こういったプロフェッショナルな演奏を生で聴くこと自体もタイミングを計らなければならない、ましてはセッションやバンド活動で自分自身を試しあい、親しくなった遠方の方々と旧交を温めるといった日常で大切にしていたことを行うこと自体がなかなかにして難しい時代ではあります。それでも来るべき時は必ず来ると思い、その日のための精進は日々変わることなく、これからも続けていくことと思われます。

今月の一枚

高瀬龍一 「Ballads」


 上記で書きました私の師、と書いたら怒られそうな感じもしますが大先輩、日本を代表するジャズトランペット奏者の一人である高瀬龍一さんのアルバムです。これは身びいきでも何でもなく、私が2018年に購入した音楽アルバムの中でのベストバイです。本当におすすめします。この写真の背景は山形県鶴岡市の加茂水族館です。クラゲの水族館ですね。

 北上担当のKでした。この拙い一文へ辿り着いていただきました皆様、最後までありがとうございました。