秋田東北商事株式会社

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2022.10.03 | お知らせ

社長だより vol.91

 朝晩は寒さを感じます。もうすっかり“秋”ですね。“秋”と言えば「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」など様々イメージする事があると思います。沢山の“秋”を満喫しながら日々を過ごしていきましょう。

 先月の「社長だよりvol.90」で「松下幸之助さん」の著作「道をひらく」について記載しましたが、沢山の方々から「自分も読んでいる」「人物は知っていたが、本の存在を初めて知った」「興味深くて自分で本を購入しようと思う」「意味深な文章で他の文章も気になる」などの反響を頂きました。いつもご覧になって頂いている沢山の方々に感謝の気持ちでいっぱいになる事と同時に「松下幸之助さん」の言葉の凄さと魅力を改めて感じる事が出来ました。
 また普段から「ゴーストライターが居るのでは?」との反響も頂きますが、間違いなく私自身で記載していますので(笑)

 今回も121篇の短文集「道をひらく」の中から、私が考えさせられた別の1篇をご紹介致します。

【転んでも】
「七転び八起き」ということわざがある。何度失敗しても、これに屈せずふるい立つ姿をいったものである。人生は長い。世の中はひろい。だから失敗もする。悲観もする。そんなとき、このことわざはありがたい。
だが、七度転んでも八度目に起きればよい、などと呑気に考えるならば、これはいささか愚である。一度転んで気がつかなければ、七度転んでも同じこと。一度で気のつく人間になりたい。
そのためには「転んでもただ起きぬ」心がまえが大切。このことわざは、意地きたないことの代名詞のように使われているが、先哲諸聖(※1)の中で、転んでそこに悟りをひらいた人は数多くある。
転んでもただ起きなかったのである。意地きたないのではない。真剣だったのである。
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。真剣ならば、たとえ失敗しても、ただは起きぬだけの充分な心がまえができてくる。
おたがいに「転んでもただ起きぬ」よう真剣になりたいものである。
[PHP研究所「道をひらく~松下幸之助」より]

◎※1「先哲諸聖(せんてつしょせい)」とは、昔からの様々な哲人(知恵がすぐれ、見識が高く、道理
に通じた人物)や聖人(徳が高く、人格高潔で他の模範となる人物)を意味します。

 今回の「転んでも」を読んで、皆さんは何を感じて何を考えましたか?私は「言葉(物事)には視点(切り口)によって、様々な意味や考え方がある事」について考えさせられました。もしかしたら今まで私が正しいと思っていた事、正しいと思っていた解釈が別の見方をすれば全く違う意味になるかもしれません。今一度、多角的視点の大切さを実感しました。また「真剣である事の大切さ」を強く感じたのと同時に心がまえ(準備)の重要性も改めて感じました。
 今後は私も今まで以上に何事にも真剣に向き合い、常に自身が正しいなどとの思いは捨てて多角的視点を大切にし、様々な事柄に“準備万全”で取り組んでいきたいと思います。
(関連して、、、)
 今回、記載する際に「準備をしっかりする」という意味で準備“万端”が正しいのか準備“万全”が正しいのか疑問に思い、色々と調べてみました。“万端”とは「ある物事に関するあらゆる事柄や手段」を表す言葉で“準備万端”だと「準備に関する全て」を意味し、準備が出来た事にはならないそうです。“準備万端”に“整った”を追加するか、「完全で手落ちがない事という意味」の“万全”を使用するかで、正しい日本語となるそうです。本当に日本語は難しいですね。

 最後になりますが、今月も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。オミクロン変異株“BA.5”による過去最大の感染拡大状況“第7波”は、やっとピークアウトしたといえる状況となりました。そして9月26日から新型コロナウイルス感染者の把握方法(全数把握)が見直しされました。少しずつではありますが、コロナ禍以前の生活スタイルに戻っていく事を期待しますが、今はまだ私達が出来る基本的な感染防止対策を確実に行なう事が必要です。そして感染した場合や可能性がある場合は適切な行動や対応を行なう事も重要です。

 更に毎回記載していますが、未だ終息に至らない「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を昼夜問わず日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。くれぐれもご自愛下さい。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

 令和4年10月

2020.12.23 | お知らせ

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