秋田東北商事株式会社

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2021年12月の記事一覧
2021.12.01 | 社長だより

社長だより vol.82

 2021年も残り1ヵ月となりました。今年は昨年から続く“コロナ禍”で、昨年同様に様々な制限や我慢、困難や努力を強いられた1年となりました。現在、制限等は少しずつ緩和されていますが、コロナ禍以前のような生活には戻っていません。昨年12月にも記載しましたが“明けない夜はない”“朝の来ない夜はない”との思いを胸に日々を過ごしていきたいと思います。そして1日も早く、以前のような平穏な日々を過ごせる事を心より祈念致します。

 今月も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。ワクチン接種が進んだこともあり、全国的に感染者の減少傾向が続いています。秋田県内でも感染者の減少が顕著に見受けられ、感染者『0名』が18日連続となっています。そして秋田県独自の感染警戒レベルも「2」を維持しております。11月30日時点で累計感染者数が1925名となり、現在は入院者数、宿泊療養者数など全てが『0名』といった状況です。そして秋田県のワクチン接種率は1回目接種率83.68%、2回目接種率80.83%といった状況となっています。(11月21日時点:NHK調べ) たとえワクチンを接種したとしても気を緩める事なく、感染防止対策を確実に行なった生活“Withコロナ”を心掛けましょう。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。
 更に毎回記載していますが、1年以上も未知のウイルス「新型コロナウイルス」と使命感を持って向かい合い、戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、心より敬服致します。現在は新型コロナウイルスの感染を抑え込んでいますが、くれぐれもご自愛下さい。

 先日、ある方の“米寿”のお祝いの会に参加させて頂き、その方の挨拶や立ち振る舞いを拝見させて頂きました。88歳という年齢を感じさせないエネルギーや満面の笑みなどを拝見し、驚きと共に私も自然と笑顔になっていました。(人生の先輩に対して失礼な表現になるかもしれませんが、お許し下さい。) やはり“お祝い事”は良いなぁと感じたと同時に「私は米寿の祝いが出来るのか?」「私が88歳になった時、元気で笑顔でいれるのか?」と不安にもなりました。そして体調管理に少しだけ気を付けている今日この頃です。
 ところで皆さんは長寿のお祝いについてどれくらいご存じですか?恥ずかしながら、私は2~3個程度しか分かりませんでした。折角の機会なので調べてみましたので、以下に記します。

【長寿のお祝い】
■還暦(かんれき)~満60歳
60年で十干十二支(じっかんじゅうにし)が一巡してもとの暦に還ることに由来。赤いちゃんちゃんこは赤子に戻りもう一度生まれ変わって出直すという意味。
■古希(こき)~70歳
中国の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来。
■喜寿(きじゅ)~77歳
喜の草書を楷書にすると「㐂」と書き、字を分解すると十七の上に七が付いたような文字となることに由来。
■傘寿(さんじゅ)~80歳
「八十寿(やそじゅ)」とも言う。傘の字の略字「仐」を分解すると八十となることに由来。
■米寿(べいじゅ)~88歳
米の字を分解すると八十八となることに由来。
■卒寿(そつじゅ)~90歳
卒の字の略字「卆」が九十と読めることに由来。
■白寿(はくじゅ)~99歳
百の字から一を引くと「白」になることに由来。
■百寿(ももじゅ)~100歳
100歳であることから百寿。“ひゃくじゅ”とも読む。紀寿(きじゅ)とも。紀は一世紀を表すことから。
■茶寿(ちゃじゅ)~108歳
「茶」の字を分解すると「十、十、八十八」となり、すべてを合わせて百八として茶寿と呼ばれます。
■皇寿(こうじゅ)~111歳
「皇」の字を分解すると「白(99歳)、一、十、一」となり、合わせて百十一となることから、こう呼ばれます。
■大還暦(だいかんれき)~120歳
2回目の還暦を迎えたことになるため、こう呼ばれています。
■天寿(てんじゅ)~250歳
寿命という意味もあり、「天寿を全うする」としてこの言葉が使われます。

 長寿のお祝いがよく耳にするものから、そうでないものまで沢山ありますが、皆さんは由来などご存じでしたか?冒頭に記載したように私は2~3個しか分かりませんでしたので、大変勉強になりました。そしてこれから様々な人生の先輩方が迎える長寿のお祝いを共に笑顔で祝福出来ればと思いました。更にお祝いだけでなく、人生の先輩方に対して常に“尊敬と敬意”の思いを胸にして、日々精進していこうと改めて思いました。
(私自身も長寿の祝いが元気に迎えられるように健康に注意しますので、その時には是非とも笑顔で祝福して頂ければ幸いです。)

最後に長寿に関連した好きな言葉を記します。・・・・・『歳をとることは、美しく幸せである』

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

令和3年12月

2021.12.01 | 事務美貌録

第71回投稿 事務美貌録 12月号

 2021年も残すところ1ヶ月となりました。
 今年を振り返ってみると、まさしくコロナに始まりコロナで終わるのではないでしょうか。
外出自粛やリモートワーク、外出先にはアルコールが設置されているのが当たり前になり、コロナ慣れやコロナ疲れという言葉もよく耳にします。
 緊急事態宣言も9月30日をもって全都道府県で解除になり、少しずつではありますが、季節の行事やイベントの開催、県外への往来もできるようになりました。しかし、まだまだ終息には時間がかかると思いますので、引き続き、自分のできる感染予防をしっかりやっていきたいと思います。
 
 さて、「花火」といえば夏の風物詩ですが、昨年から今年にかけては、花火大会や夏祭りが軒並み中止で、寂しい夏になりました。しかしここ最近、≪応援花火≫や≪感謝の花火≫等いろいろな形で行われていることを知り、私は11月13日に家の近くの河川敷で行われた花火を見に行きました。調べてみると、「輝け!僕らの秋田ゆめ花火プロジェクト」というもので、子供や学生たちが修学旅行などの行事が中止や延期になり、学校生活での思い出を作りにくい状況であること、そして地域の皆さんに貢献し、秋田市全体を盛り上げようということで、国際教養大学・秋田大学・秋田県立大学の3大学が、立ち上げたプロジェクトだそうです。10~15分という短い時間でしたが、車で見に来ている人もたくさんおり、久しぶりの花火を見ることができました。

 同じく11月、鳴子峡と鳴子ダムに行ってきました。紅葉シーズンと重なり、とてもきれいな景色を見ることができ、心癒されました。来年はぜひ泊まりで行きたいです。

 鳴子ダムに着いたのが夕方だったため、もう少し早く到着していれば、もっと良い写真が撮れたのではないかと後悔です。

 これから寒い冬がやってきます。少し気が早いですが、年始といえば『福袋』です!!!
毎年3~4種類くらい購入していますが、中身を見る時のドキドキ感が何ともいえません。
今から、何の福袋を買おうか悩んでいる“な“でした。

2021.12.01 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.18

 北上担当のKです。北上市も最近は朝夕冷え込み、冬の到来間近であることを日々実感させられます。皆様方もお体ご大切にお過ごしください。

 2021年はジャズテナーサックス奏者のジョン・コルトレーン生誕95周年に当たるそうで、「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」というドキュメント映画が12月から順次全国公開されます。コルトレーンという名前は私の中では特別でして、ジャズという音楽との出会いが、大学受験期間中に彼のアルバムを偶然聴いたことなので、この若い時分の気まぐれがなかったとしたら、私の個人生活の中で今現在繋がっている方々の大半と出会うことはなかったという事になります。

 今回は手元にある3つのアルバムを紹介することで、チャーリー・パーカーやマイルス・デイビスとスケールを同じくする伝説の巨人の足跡を、ほんの少しだけ辿ってみます。

「COLTRANE」(PRESTAGE盤)

 恐らくはマイルス・デイビスに抜擢されてメインストリームで取り上げられる以前の作品。フロントの共演者の人材に恵まれているとは言い難いが、リズムセクションが一流で固められているおかげで、コルトレーンのサックス奏者としての特性がすでに見て取れる。1曲目の「BAKAI」からは最も語られる特性としての「攻撃性」の萌芽が見て取れ、2曲目の「VIOLETS FOR YOUR FURS」から溢れ出る抒情性を感じることができます。コルトレーンに匹敵するバラード演奏家は存在しますが、コルトレーンを超えるバラード演奏家の名を挙げることは、私には難しいです。

「MY FAVORITE THINGS」

 若き日の私を天国に誘ってくれたアルバムです。見直してみるとオリジナル曲は1曲もなく全曲スタンダードナンバーなのですが、コルトレーンによる新解釈により演奏されており、曲自身のオリジナリティは希薄です。 「シーツ・オブ・ミュージック」と呼ばれる、韻律やスウィング感よりも空間を自分の音で埋め尽くすというスタイルはすでに確立しており、標題曲「MY FAVORITE THINGS」でも存分に発揮されているが、それはただの音律の羅列ではなく全体で一つのリリシズムの結晶として昇華している稀有な一例だと思います。このアルバムに収録されている4曲すべてが文句なく美しい。

「LOVE SUPREME(至上の愛)」

 マイルス・デイビスの黄金クインテットに匹敵するモダンジャズの一つの到達点であり、アメリカ音楽全体における歴史的レコーディング。後進のジャズミュージシャンは当然、カルロス・サンタナやU2などジャンル外のミュージシャンにも多大な影響を与えた。コルトレーンはこのアルバムを発表したのち、アバンギャルド路線を歩むこととなる。

 求道者という呼ばれ方をコルトレーンはよくされますが、インタビューでも「私の人生にはレジャーは存在しなかった。」と語っていたことを 彼のアルバムを聴いているときによく思い出します。そんな時にはこの人をここまで駆り立てたものはなんだったのだろうとつらつらと考えたりもします。
 語りたいことが多すぎて、ここまで短くするのに大変苦労致しました。ジャズについて語ったりすること、聴いたり演奏したりすること、それぞれにあきることはこれからもなさそうです。
冒頭で記載しました「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」は来年1月7日に仙台市で公開されます。年を越してからの最初の楽しみなのですが、コロナウイルスよる影響がなければよいがと今から心配しています。

 最後まで拙い文書にお付き合いいただきましてありがとうございました。北上担当のKでした。