秋田東北商事株式会社

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2020年01月の記事一覧
2020.01.06 | 事務美貌録

第四十八回投稿 事務美貌録 1月号

ねずみ


 新年明けましておめでとうございます。2020年も宜しくお願い致します。今年の干支は「子(ねずみ)」です。十二支の“最初”の干支になります。“最初”にあやかり、今年は様々な事柄に対して初心で取り組んでいきたいと思っています。
 今回ご縁あって初めて「事務美貌録」を担当させて頂く㊚「く」です。他の皆さんのように素敵な内容や文章ではございませんが、宜しくお願い致します。

 今回何を書こうか考えましたが、私が数年前から行なっている『断捨離』について皆様にご紹介したいと思います。ご存じの方もいるかとは思いますが『断捨離』とは、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である“断行(だんぎょう)”“捨行(しゃぎょう)”“離行(りぎょう)”を応用し
 ☆ 断:入ってくるいらない物を断つ  ☆ 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる
 ☆ 離:物への執着から離れる
として不要な物を断ち、捨てる事で、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れる事が目的です。近年、メディアでも様々取り上げられていますし、実際に行なっている方も多いと思います。
 私自身、そこまで深く意味を考えて行なっている訳ではありませんが、基本的な考え方として参考にしています。そして時間があれば「今日はタンスの中」「今日は物置の中」など場所ごとに「断捨離」を行なっています。
 行なっていく上で、私なりのルール(基準)があります。「①自分の物しか対象としない」「②いらない物とは1年間使わなかった物」「③“いつか”や“そのうち”は無い」になります。ルール(基準)①については当然の事になりますが、家族であっても他の人に押し付けたり、勝手に判断したりはしません。ルール(基準)②についてですが、これも考え方ですから良い悪いは無いと思います。ただ私は1年を通じて、身に付けたり、使用しなかった物を“いらない物”としているだけに過ぎません。ルール(基準)③についてですが、当たり前といえば当たり前な事ですが、“いつか使う”や“そのうち使う”のような曖昧な考えでは使うタイミングは無いという考え方です。又、例外もあります。キャリーバックなどは、長期旅行の機会が無ければ使う事はありませんので例外となります。いずれにしても断捨離に限らず、何を行なうにしても“ルール”や“基準”は必要だと実感しています。今回、私なりのルール(基準)としましたが、「断捨離」を行なっている方々にすれば普通の事かもしれませんね。
 冒頭で「様々な事柄に対して初心で取り組んでいきたいと思っています」としましたが、付け加えて“ルール”や“基準”を明確にして様々な事に取り組んでいきたいと思っています。

 今年2020年も皆様にとって良い1年になりますように。

2020.01.06 | 社長だより

社長だより vol.61

【シロネズミ】
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 お正月と言えば、お雑煮。我が家はつゆっこ餅。昆布と鶏の合わせ出汁。角切りの焼餅、具材はいたってシンプルで、鶏とみつぱそして蒲鉾。結婚して味噌仕立てからこのスタイルとなった。大晦日の年取りのお重を突っつきながら元旦に食べると新年を迎えた気になる。そして、体重が気になるころに七草粥となる。腹にやさしく野菜がごたごたはいった大好きなお粥。戦中・戦後のことはわからないが、贅沢な雑炊を食べると新年へ一層神妙になる。

 今年は子年。十二支の始めがなぜ鼠なのかの由来はとうとうわからなかった。そのうちの出会いをまとう。地方によっては正月に鼠というのを嫌って“嫁が君”というそうだ。言葉の歳時記(*1)に「養蚕の盛んな地域で蚕に害を及ぼすものとして鼠を非常に嫌い、鼠と言っただけでそこら辺から出てくるので、“嫁が君”とこっそりと言った」そうだ。また、「嫁が君と呼ぶ理由は、ヨノモノ・ヨモノ・ヨメゴなどとなまってヨメがキミとなった」と紹介されている。
 鼠はコメ・野菜を食い荒らすなど害をなすもの。昨年はマイ畑のジャガイモ・さつまいも・カボチャ・メロンをほとんど壊滅させたにっくき害獣でもある。また、『子の年は穀ミノラズ』というが他の干支でもおなじこと。自然災害は繰り返される。凶作に備えよと言っているのだろう。また、怪談めいた子規の有名な『行燈の油なめけり嫁が君』とかもあり、彼らには何の責任もないのだがその器用さが災いをなしている。

 そのかわいい姿に似合ういい諺がなかなか思いつかない。「子孫繁栄」が浮かぶものの、一方で“ネズミ算式で増殖”の表現はいろんな局面でより多く使われる。彼らの名誉回復にふさわしい言い回しかどうかは分かれるが、『天井で鼠が鳴くのは吉治が来る兆し(*2)』、くるくる立ち働くことを「コマネズミのように働く」がある。江戸時代には「あの大店(おおだな)のシロネズミ」という言い方があった。このシロネズミは主人に忠実な奉公人、番頭さんを指すと聞いている。なぜかというと「ネズミはチュウ(忠)と鳴くからだという。ネズミの中でも白いネズミは数も少ないので特に珍重されたのだろう*2」

 今年は一部エコノミストの間で、景気に変調をきたすのではとの予測がささやかれている。地道な商売を目指し、『ネズミにひかれないよう』シロネズミの経験と勘を大事にしよう。そして、「いまだかつてないとか、命を守る行動」などのニュースがないことを心から祈ります。

*1 言葉の歳時記(1月2日) 金田一春彦著  新潮文庫
*2 語源散策(十二支散策)  岩淵悦太郎著  毎日新聞社

令和2年.1月