2019.03.01 | 事務美貌録

第三十八回投稿 事務美貌録 3月号


 三月といえば雛祭り。お雛様を出すのに良い日とされているのが二十四節気の一つに当たる「雨水の日」。空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始める頃。雨水の日にお雛様を出すと良縁に恵まれると言われています。ただ、私にとって「雨水」といえばマンホールの蓋の文字ですね。
 今回ご紹介するのは、雛街道としても有名な山形県酒田市。かつて京都、大阪から北前船により由緒ある雛人形が酒田に運ばれてきたのだそうです。その北前船がデザインされている酒田市のマンホール。観光地に行くとカラーマンホールがズラーっと並んでいるのです!!マンホール好きには堪らない街!!(我が家は全員大興奮!!)

山居倉庫と山居橋をデザインしたもの。山居倉庫と新井田川を往来する千石船。
帆に描かれているのは旧酒田市章。 

カラーマンホール③
酒田市の花トビシマカンゾウ、市の鳥イヌワシ、日本海に浮かぶ飛島をデザインしたもの。
日和山にある日本最古(明治28年)の木造六角灯台と、そこから見える酒田港と江戸時代に酒田から大阪まで米や紅花を運んだ千石船のカラーデザイン。

 米どころ庄内のシンボルである山居倉庫を散歩しただけでもこんなにたくさんのカラーマンホールに出会えました。観光の1つとしてマンホールを取り入れているんですね。酒田駅前や他の文化財施設の周辺でも探してみるとたくさんあるそうです。
 お隣の鶴岡市にも10種類以上のマンホールがあり、カラーも4種類あるそうで、今度はゆっくりマンホール探しをメインで訪問したいAMAZING庄内!な『な』でした。