2019.08.01 | 事務美貌録

第四十三回投稿 事務美貌録 8月号

昼竿燈

 間もなくお盆ですね。GWに続き2度目の大型連休で今からワクワクが止まりませんが、その前に我が家では重要なイベント「秋田竿燈まつり」が控えており、今年の竿燈まつりは8/3(土)~8/6(火)までの日程となっております。昨年の8月も事務美貌録を担当し、嬉々として竿燈まつりの記事を書いた「さ」ですが、今年も昨年の竿燈まつりを振り返ります。
 昨年は生憎のお天気で、昼竿燈と呼ばれる妙技会は室内会場に変更となりました。室内は風の影響を受けないので、その分差し手の方の熟練度が如実に現れます。

昼竿燈

 演技は黄色の円の中で、なおかつ円の中心に近い程得点が高くなります。その他に自由演技では継竹と言って竹の本数や、花笠等で得点がプラスされます。継竹が多くなるほど竿がしなるので熟練の技が必要となり(竿が折れると失格です)、花笠をつけると重量が増すのでパワーも必要となります。

 

 通常は下から見上げる竿燈ですが、室内での妙技会になると目線に竿燈がありいつもと少し違います。室内の竿燈もいいのですが、昼竿燈は青空に映えるので今年は晴れるといいなと思います。

 夜本番は提灯のロウソクに火が灯り昼とは違う雰囲気になります。

 実はこのロウ。竿燈本番中に垂れてきて翌日半纏を確認してビックリする事があります。差し手は顔や手にも垂れてきて熱い時もあるそうです。秋田の暑くて短い夏。今年も元気にお祭りに参加できる事に感謝な「さ」でした。

堤灯