2020.12.23 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.6

 早くも2回目の投稿が廻ってきて落ち葉を見る回数が多くなった青森担当のOです。
 今年はコロナウィルスの影響で毎年楽しみにしていた弘前城、紅葉山の紅葉を見に行く事が出来ず残念な年になってしまいました。全国的にもそうですが、青森県でも10月から感染者数が増えています。少しでも早い収束を願うばかりです。

 題材に困ってしまいましたので ひとつ絵画を紹介しようと思います。
 ヨハネス・フェルメールをご存じでしょうか。「真珠の耳飾りの女(青いターバンの女)」「天文学者」「地理学者」「絵画芸術(画家のアトリエ)」など生涯30数点の作品を描いたオランダの画家です。その中で私が初めて美術館に見に行き、趣味とは偉そうに言えませんが絵画に関心を持ち美術館に通うようになった絵を1枚紹介しようと思います。

「レースを編む女」
 女性が窓際で編み物している様子が描かれている風俗画です。一見なんの変哲もない絵の様に見えますが 私が以前に読んだ本の中でこの絵に意味があることを教えてもらいました。
 ・若い女性
 ・作業を始めると時間がかかる編み物をしている
 ・右側の窓より光が差し込んでいる
読み解くことが出来たでしょうか。当時女性は結婚が決まると家に閉じこもり編み物をする風習があったそうです。フェルメールはそれに右側から暖かい光を照らし祝福しているかの様に描いているそうです。

私はこのように絵画を読み解くことに興味を持ち、これからもいろいろな有名な絵を読み解いて行こうと思っています。青森の美術館でも企画展の開催を願うOでした。