社長だより vol.83
謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年が良い年になりますように心からお祈り致します。
令和4年(2022年)も何卒宜しくお願い致します。今年は「寅(とら)年」になります。中国伝来の十二支では、子年に新しい命が種の中で芽生えはじめ、丑年には種の中で育つがまだ伸びる事ができず、3番目の干支「寅(とら)年」は春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態と言われています。私自身も干支にあやかり『成長=質を高める・品質を向上させる』を心掛けて日々精進していこうと思います。
又、2022年の寅年は「壬寅(みずのえとら)」だそうです。本来の干支とは「十二支(じゅうにし)」」と「十干(じっかん)」を組み合わせたものだそうです。十二支とは時間を表し、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12種の動物を当てはめています。寅年は、十二支の3番目にあたり、文字通り動物のトラを表します。この十二支に、空間を表す十干「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10の要素を加えたのが、60種からなる「干支」です。双方を組み合わせた干支を六十干支(ろくじっかんし)ともいい、60年で一巡します。(先月の社長だよりvol.82の中で還暦のお祝いで紹介しています。) 寅年では次の5つの組み合わせがあり、寅年を六十干支で表すと、甲寅(きのえとら)・丙寅(ひのえとら)・戊寅(つちのえとら)・庚寅(かのえとら)・壬寅(みずのえとら)になります。それぞれに特徴がありますので、以下に記します。
【甲寅(きのえとら)】
猛虎というだけあり、エネルギッシュで先頭に立って物事に取り組みます。半面、協調のなさが批判されてしまうことも。
【丙寅(ひのえとら)】
餓虎または寝虎に例えられるように、食べるために働くのが嫌いなタイプです。変化が激しい性格ですが、善い行ないや学問により富が集まる運を持ちます。
【戊寅(つちのえとら)】
暴虎というだけあり、執念深さや妬みを持つと問題が大きくなることがありますが、努力と責任感を備えています。逆に温厚過ぎる人もいて、意気地がないと思われるケースも。
【庚寅(かのえとら)】
千里を往復する騎虎に例えられるように、せっかちで無理に物事を推し進めようとする傾向があります。順風に乗った場合、性格との相乗効果で大きな成果を生み出す運勢を持っています。
【壬寅(みずのえとら)】
乳虎または母虎のように、家族思いの性格です。しかし、一歩外に出れば他人に本心を見せないため、周囲に敵を作ってしまうことも。
寅年に起きた出来事や寅年の人の性格とも関係しているのかもしれません。今年令和4年(2022年)は、優しいトラを表す「壬寅」ですから、家族を大切にして他人にも心を開くとよい年になりそうですね。
今年最初も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。ワクチン接種が進み全国的に感染者の減少傾向が続いていましたが、ここにきて変異株“オミクロン株”の感染拡大が猛威をふるっています。そのような中で秋田県内では感染者『0名』が28日連続となっており、秋田県独自の感染警戒レベルも「2」を維持しております。1月4日時点で累計感染者数が1934名となり、現在は入院者数、宿泊療養者数など全てが『0名』といった状況です。又、秋田県のワクチン接種率は1回目接種率84.05%、2回目接種率82.96%といった状況となっています。(12月26日時点:NHK調べ) たとえワクチンを接種したとしても気を緩める事なく、感染防止対策を確実に行なった生活“Withコロナ”を心掛けましょう。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。
そして毎回記載していますが、年末年始の休暇も返上して「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。くれぐれもご自愛下さい。
長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。
令和4年1月