2022.03.01 | 社長だより

社長だより vol.85

 今年は積雪が非常に多く毎日除雪に追われる日々でしたが、だいぶ暖かくなってきました。もうすぐ春ですね!!!そして春と言えば“出会い”“新しいスタート”などの言葉が思い浮かびます。当社にも新しい仲間が2名、4月1日より加わります。私とは親子ほど歳が離れている2名ですが、今までに無い新しい考え方や取り組みなど“いわゆる新しい風”を当社に吹き込んで頂ければと思っています。

 突然ですが、今年の確定申告は3月15日までとなっています。(個別申請で4月15日まで延長も可能です。) 皆さんの中にも確定申告を行なう方がいると思いますが、私も自社の株式を保有し配当を頂いているので毎年行なっています。今まで何気に本来の意味も分からず時期がくれば行なっている確定申告ですが、今回は調べてみました。
 確定申告とは「毎年1月1日から12月31日までの1年間の所得にかかる税金(所得税および復興特別所得税)額を計算し、申告期限までに税務署に確定申告書や必要書類を提出して、申告・納税する手続き」で「税金が戻る還付申告」と「税金を納める申告」の2種類があるそうです。
 確定申告が必要な人は「個人事業主や公的年金を受け取っている人、不動産収入や株取引などでの所得がある人など」で会社員や公務員などの給与所得者は年末調整を会社の経理担当が引き受けてくれるので、基本的には直接確定申告を行なう必要がない事も明記されていました。
 そして基礎控除や医療費控除や住宅ローン控除、所得控除や雑損控除などの措置を受けて正確な申請を行なう事で「税金が戻る還付申告」と「税金を納める申告」を行なう事になるそうです。
 私は「“還付金”をもらえるのが確定申告」との浅はかな認識でしたので、自身の無知さに恥ずかしくなりました。そして今回、色々と調べていると不思議な事を知りました。それは基本的な控除となる“基礎控除”です。確定申告をする全ての人が「誰でも1年間でこれくらいは経費がかかるでしょう」との意味合いで1年間の合計所得から一律380,000円差し引かれる控除額です。月額にすると約31,600円の経費???国が全ての申告者から平等に控除してくれるのですから大変有難い事ですが、一体何の経費を想定しているのかと不思議に感じました。 
 また「確定申告は税務の専門家でもない限り、複雑で難解なもの」「必要な人が確定申告をしなかった場合、延滞税や加算税が課され、結果的に不利益を被る事になる」との記載もありました。
現在はスマートフォンやパソコンで自宅からでも確定申告は可能ですが、私はアナログ人間なので未だに申請書作成会場に出向いて確定申告を行なっています。時間は掛かりますが、会場では“税務の専門家”である沢山の税務署職員の方々が丁寧に説明や確認をしてくれますのでとても安心です。(税務署ではスマートフォンやパソコンでの申告“e-Tax”を推奨しています。)
 いずれにしても国民三大義務の1つである「納税」をしっかり行なう事は重要で大切です。間違った認識を持たず、正しい理解で今後も納税、そして確定申告を行なっていきます。
(私の確定申告は「税金が戻る還付申告」なので納税とは言えませんね、、、)

※今回の確定申告についての記載ですが、私が調べて理解した範囲での個人的な見解を記載させて頂きました。勘違いや認識違い、間違い等があるかもしれませんが、お許し頂ければ幸いです。

 最後になりますが、今月も「新型コロナウイルス」の経過について記載致します。今年に入ってから全国的に変異株“オミクロン株”の感染拡大がとどまる気配がありません。更に新たな変異種“BA.2”はオミクロン株とデルタ株両方の特徴をもつ可能性があり、ワクチンの3回目接種を急ぐ必要があると言われています。そして「まん延防止等重点措置」は延長を余儀なくされ、現時点では全国31都道府県に対して適用する状態となっています。
 そのような中で秋田県内でも感染拡大が急激に進んでおり、昨日は『119名』の感染確認がありました。2月28日時点で累計感染者数が9529名となりましたが、2月の1ヵ月間で5371名の感染者が増加した事になります。現在は入院者数108名(うち重症者2名)、宿泊療養者数65名、社会福祉施設等療養者12名、自宅療養者1266名、入院等調整中155名といった非常に深刻な状況が続いています。
 私を含めた誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性が非常に高い状況です。感染者確認“数字”の増減に一喜一憂する事なく、私達が出来る基本的な感染防止対策を確実に行ない、臆する事なく日々を過ごしていきましょう。そして絶対に“誹謗中傷”はやめましょう。

 更に毎回記載していますが、「新型コロナウイルス」と戦い続け、感染者を日々支えて救い続けて頂いている医療従事者並びに関係者の皆様、治療薬やワクチンの開発に尽力して頂いている研究者の皆様、本当に敬服致します。くれぐれもご自愛下さい。

 長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。

 令和4年3月