2024.09.03 | エコムジャーナル

エコムジャーナル No.50

今年も暑いですね、文書を書いている8月中旬も朝夕は少し過ごしやすくなりましたが日中はまだまだ暑いです。
8月2日から8月7日までねぶた祭が開催されました。今年の運行方式は2箇所からスタートするもので、観客の待ち時間の短縮と時間内に全てのねぶたが運行することを目的に試験的に実施されました。ニュースでは、「待ち時間が少なくて良い」、「昔の吹き流し方式のほうが待っている時間がワクワクして良い」、「数年前に実施していた一斉スタートのほうが良い」という意見も紹介されており、今後の課題となっております。ちなみにねぶた運行については全日時間内に回れたので効果はあったそうです。

令和6年は、ねぶた師の竹浪比呂央先生が第7代名人となって初めての出陣です。青森菱友会の題材『新天地 海峡の先へ』は外ヶ浜町三厩地区の義経伝説です。源頼朝から追われ奥州(岩手)から蝦夷地(北海道)に逃げる途中、津軽海峡が大荒れで渡れず神仏に風波を静めるよう祈っていたところ、老翁が現れ神通力を持った龍馬(麒麟)三頭を義経に授け、無事蝦夷地に渡ることができた、という伝説です。

7月12日の開眼式(魂入れ)では、外ヶ浜町の山﨑町長、竹浪先生、関係者が出席し、ねぶた製作とねぶた運行の安全を祈願し、ねぶたに魂を入れてもらいました。

開眼式の後、アスパム14階の「夜のMUSIC BAR うみとひかり」で決起大会を行いました。右上の写真の左端の人が竹浪先生、右端の女性が山﨑町長です。
夜空のMUSIC BAR うみとひかり|青森県観光物産館アスパム (aomori-kanko.or.jp)
会場からの眺めもよく、夕暮れには夜景もきれいで、おしゃれな空間です。

菱友会ねぶたは昨年まで、最高賞のねぶた大賞、竹浪先生は最高優秀製作者賞を4回連続で受賞しており、連覇を期待されましたが惜しいことに商工会議所会頭賞でした。
竹浪先生はJRねぶた『足柄の公時 頼光に随う』も作成しており、こちらで知事賞と優秀ねぶた賞を受賞いたしました。おめでとうございます!

そして、今年のねぶた大賞は、北村麻子さん製作の市民ねぶた『鬼子母神』がねぶた大賞を受賞しました。このねぶたは、賞が決まる前から大阪万博に展示されることが決まっていたため、「ねぶたの家 ワラッセ」には展示されないそうです。残念ですね。

ねぶた師は来年に向け、既に走り始めているそうです。
ねぶたにご興味のあるかた、是非以下のホームページも是非ご覧ください!

青森ねぶた祭 オフィシャルサイト (nebuta.jp)

ねぶたの家 ワ・ラッセ (nebuta.jp)

青森H