2025.04.01 | 社長だより

社長だより vol.121

今日から新年度、令和7年度がスタートします。皆様、新年度も何卒宜しくお願い致します。そして4月から新社会人生活がスタートする人も多いはずです。更には人事異動などで新たな出会いが多い時期にもなります。今までとは違う生活、今までとは違う人との付き合いには楽しみだけでなく不安を抱える方も少なくはないと思います。
そんな方々に所ジョージさんのエッセイの中から幸せで楽しく生活できる考え方を以下にご紹介します。(「社長だよりvoi.119」でご紹介したものとは別になります。)

『いわゆる常識って、昔の人が決めたことがずっと継承されてきていることが多い。
世の中の常識に縛られて、思うように生きれていない人より、
自分の考えや自分の常識というものを持って行動する人の方がずっと幸せ。
生きるのに必要なのは、常識より率直さです。』

色々な考え方を聞いたり知ったりしながら、自分をしっかり持って、日々を楽しみましょう!!!

今月は、あるビジネス誌に掲載されていた「なぜスマホで調べたことは、すぐ忘れてしまうのか」というコラムを紹介したいと思います。脳科学者「茂木健一郎さん」のコラムで「スマホがなんでも教えてくれる現代において“物を知っている”ことの価値は低くなっている。それでは、スマホ時代に人間に求められる能力とはなんなのか。」のサブタイトルで記載されていたコラムを読んで非常に考えさせられたので、以下に抜粋を記します。

スマホは、今や現代社会にとって不可欠なツールだが、一方で負の側面もある。スマホの使い過ぎによる健康被害、例えば肩こり、睡眠障害、依存症なども指摘されている。スマホは便利で人生を豊かにするツールであるがゆえに、依存してしまって、脳の使い方を間違えてしまうこともある。改めてスマホとの上手な付き合い方を考えてみよう。
(~ 中略 ~)
最近、時々耳にするのは「なぜスマホで調べたことはすぐ忘れてしまうのか」という問題提起である。
スマホで得た情報が身につかない1つの原因としては、皮肉なことだが、それがネットに接続している存在だからということがある。有名な「グーグル効果」である。グーグル効果とは、ある情報に接したときに「これはあとでグーグルで検索できる」という文脈があると、記憶の定着が統計的に有意に低下するという研究結果である。スマホに掲示される情報は基本的にすべてあとで検索できるから、グーグル効果で記憶の定着が悪くなる可能性があるのだ。
(~ 中略 ~)
これから求められる脳の働きとは何か?鍵となる能力の1つは“選択”である。私たちは小さなことを含めれば1日数千の選択をしている。スマホで言えば、さまざまなメディアが掲示する情報のうち、何を選んで読んだり見たりするかということが大事になる。それぞれが行なっている選択の積み重ねで、1人ひとりの人生の世界線は分裂していく。“記憶”から“選択”へ。
(~ 中略 ~)
スマホで自分の世界を狭くしないためにも、運動や他の人との雑談の時間を大切にしたい。スマホを離れた時間が充実してこそ、スマホに向き合ったときの選択も的確なものになる。
今日、スマホはそれぞれの人生を映す鏡である。自分の動画やニュースの閲覧履歴を振り返ることで、人生の選択をレビューしてみよう。

今回ご紹介したコラム「なぜスマホで調べたことは、すぐ忘れてしまうのか」について、皆さんは何を思い、何を考えましたか。私が真っ先に思った事は“電話番号を記憶していない”という事です。皆さんはどうですか?取引先の電話番号、取引先担当者の電話番号、家族の電話番号、友人の電話番号を記憶していますか?私は恥ずかしながら家族の電話番号すら記憶していません。
更に似ている事では“道路”を覚えなくなりました。“ナビ”に頼ってばかりで昔のように「事前に地図を確認したり、目印を探したり、、、」そんな事全くしなくなりました。

電話番号や道路など、今回のコラムの本質とは少しズレてしましました。(大変失礼致しました。)

しかし冷静に思い返してみると、スマホで閲覧した様々な事や調べた沢山の事、、、
ほとんど記憶していません。履歴を見ないと何を検索したのかすら覚えていません。
まさしく“グーグル効果”そして“依存状態”です。(因みに私はyahooを良く活用しています。)

しかし今回のコラムではスマホの活用がダメであるとは言われていません。“選択”が大切だと言っていると私は思います。だからという訳ではありませんが、今後の生活において記憶は自分より非常に正確なスマホに任せて“選択”に意識を集中させて日々を過ごしていこうと思います。勿論、閲覧履歴の“振り返り”で“選択”が正しかったか?偏っていないか?確認もしていきます。

長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。