2025.09.01 | 社長だより

社長だより vol.126

今年の夏も本当に暑い日が続いていますし、9月に入っても最高気温30℃を超える真夏日がしばらくは続くようです。年々暑さが増しており、地球温暖化が進んでいる事を切に実感しています。
又、今年は全国的に雨が少なくて水不足となり、農業への被害が発生していますし、この後の新米シーズンにも影響を及ぼすと言われています。更には恵みの雨が降ったと思えば、局地的な豪雨で災害が発生して地域もあります。様々な影響や被害を受けた方に心よりお見舞い申し上げます。1日も早く平穏な生活に戻れる事を祈念致します。
とにかく、体調を崩したり熱中症になったりしないように日々ご自愛下さい。

今月は最近購入した書籍『座右の一行』について、ご紹介したいと思います。著者は齋藤孝さんという明治大学文学部の教授をされている方になります。民報の朝の情報番組にコメンテーターとして出演されている姿を私は良く目にします。この書籍の冒頭には『あなたは「座右の銘」をお持ちでしょうか。「銘」には「きざむ」という意味があります。無数に存在する言葉の中で、自分の心に深く刻みたいもの。それが座右の銘になります。人間の心は変化しやすく、ささいなことで揺れ動きます。その繊細さがロボットやAIにはない良さでもありますが、心があまりに不安定すぎると、冷静な判断や意思決定が求められるビジネスシーンで力を発揮できません。そんなときに自分を支える力強い言葉があれば、揺らいだ気持ちが安定します。本書のタイトルは、座右の銘ならぬ「座右の一行」です。一行~つまり“本に記された言葉”の中から、あなたが座右の銘になり得る一文を厳選しました。』と書かれてありました。
今回は特に私が理解出来て、考えさせられた「座右の一行」を抜粋して2つご紹介します。
(2つ目は抜粋しても長文になりますが、最後までお読み頂けたら幸いです。)

【もっとも単純な動きこそのぞましい】~ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝)
これはつまり、「物事の本質を摑み、合理的に判断して行動しろ」という意味です。複雑に考えすぎる人は、本質を外しているからあれこれ迷って混乱するのであって、実は成功する人ほどシンプルに考え、単純に行動しているということです。本質を摑むには、事実に目を向けてみましょう。『ナポレオン言行録』にも、「天才とは事実の中で思索することである」とあります。ですから私たちも、混乱しているときこそ、事実に着目することが必要です。どんなに混乱した状態でも、事実だけを見ていれば、単純な答えに辿り着けます。

【「気持ちの良い練習」イコール「強くなる練習」ではない】~水谷隼(元プロ卓球選手)
水谷選手によれば、日本の選手はかなり気を使いながら練習をしているそうです。その理由は、選手がミスを恐れる練習が多いから。例えば「ラリーが100本続くまで打ち合う」という練習では、どちらかの選手がミスをすれば、また最初からやり直しです。だからお互いに相手が打ちやすい球を打ち続けることになります。ひたすら長いラリーを続けさせるような忍耐力を求めるメニューは、単に「頑張ってる感」をつくるためであり、「練習のための練習」になってしまう。それは無駄な時間であり、たとえ100時間やっても選手は伸びない。指導者や選手がまず考えるべきは、練習効果の高い状態をどうつくるかだと語っています。実際の試合では、相手が打ちやすい球を返してくれることなどありません。試合のレベルが上がるほど、相手は自分の予測とは違う球を返してきます。だからこそ、普段から「予測できない練習」を積むことが必要だと水谷選手は述べています。
( ~ 中略 ~ )
これはスポーツ選手に限らず、今の時代を生きる人なら誰もが参考になる考え方です。
一般の人たちも、「予測できない練習」を積むことは可能です。水谷選手が言う「自分が予測できない状況」を意識的につくり出せばいいのです。例えば食事をするときに、いつ見ても客がいない怪しげなレストランにあえて入ってみる。「想像を上回るまずさだった」ということもあれば「予想外に美味しくてびっくり」ということもあるでしょが、いずれにしても想定外の体験ができます。あるいは、「想定外のオファーが来ても断らない」と決めるのもいい方法です。自分が得意ではない仕事を頼まれても、断らずに引き受ける。すると「やってみたら意外と勉強になるな」とか「思ったより上手くいくものだな」といった新たなデータが蓄積され、予想できない状況に直面しても動じずに対応できる強さが身につきます。特に年齢を重ねると、日常のほとんどのことが想定内になり、変わらない毎日を繰り返しがちですが、それでは人としての成長も止まってしまいます。8割はルーティンを続けるとしても、残り2割は予測できない状況を自らつくるように心がける。そうすれば、想定外への対応力が鍛えられるはずです。

実は今回ご紹介した書籍「座右の一行」では70の“本に記された言葉”が掲載されています。今回、皇帝と元プロ卓球選手の言葉を紹介させて頂きましたが、皆さんは何を思い、何を考えましたか?

私は基本はポジティブシンキングですが、時には考えて、悩んで、悩んで、悩んで、決断や行動出来ない時があります。しかし今回の座右の一行「もっとも単純な動きこそのぞましい」から、その時は本質から外れている事が理解出来ました。今後は、何をするべきか!どうあるべきか!という結論(結果)に辿り着く為に、今の状況“事実”にしっかりと目を向けて確認し、合理的に判断してシンプルな行動を心掛けていこうと思います。
又、色々振り返ってみると「頑張ってる感」をつくって、自己満足したり、アピールしたりしている自分がいるのに気付きました。良くないですし、無駄ですよね。無駄な時間は意味がありませんので、可能な限り「頑張ってる感」をつくる事はやめようと思います。
そして意識していた訳ではありませんが、私は「自分が得意ではない仕事を頼まれても、最終的には断らずに引き受ける」という事は心掛けています。「最終的には」なので、二つ返事で引き受ける事はありませんし、必ずでもありません。しかし引き受けた時には新たな発見や新たな出会いなどがあって「悪くない」と思っていました。今後も自身の成長を止めぬよう「予測できない練習」を続けていこうと改めて思いました。
(いつ見ても客がいない怪しげなレストランにあえて入ってみる、、、ハードルが高くて出来ません)

何かで頂点を極めた、結果を残した人達の言葉は本当に参考になりますし、勉強になります。
やっぱり、、、本当、、、日々、、、勉強ですね!

長いようで短い1ヵ月。又1ヵ月後に更新致しますので、お付き合いを宜しくお願い致します。